悪魔の兵器
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ところの多い場所だと特にな」
「その通りだ」
そこで何者かの声がした。
「ムッ!」
「来たか!」
彼等はその声に反応してすぐに身構えた。すると上空から赤や青の布が飛んで来た。
それはライダー達を取り囲んだ。そしてそれは戦闘員達に変わった。
「やはりな!」
「ギィッ!」
戦闘員達は手にする剣で斬り掛かって来る。ライダー達はすぐに攻撃に入った。
「ここは俺が!」
]が彼等の先頭に出る。腰からライドルを抜いた。
「ライドルホイップ!」
そのらライドルを剣にする。そしてそれで戦闘員達の中に切り込んだ。
]のライドルが風と共に唸る。そして左右に群がる戦闘員達を次々に斬り伏せていく。
「流石にやるな」
そこで先程の声がした。
「その声は」
「そう、俺だ」
そこにカニロイドが姿を現わしてきた。
「]ライダーよ、あの時の決着をつけてやろうか」
「望むところだ」
]は彼と対峙した。ライドルを握る手に力が篭る。
「待て、カニロイド」
だがここで別の声がした。
「今ここで我等の任務を忘れるでないぞ」
「チッ」
彼はその声に対して舌打ちした。トレーラーハウスの陰からクモロイドが姿を現わした。
「わかっている。同志暗闇大使の作戦はな」
「それならばよいがな」
彼はそれを聞いて頷いた。
「アメンバロイドは何処だ」
「俺はここにいるぞ」
クモロイドの声に応えて彼が姿を現わしてきた。丁度ライダー達の後ろに出た。
「心配無用だ、俺はわかっている」
「ならば良い」
クモロイドはそれを受けて納得したように首を縦に振った。
「では行くぞ」
「うむ」
三体の怪人はライダー達を取り囲んだ。そしてその後ろに新手の戦闘員達が姿を現わしてきた。
「また出て来たか」
「流石に暗闇大使がいるだけはある、かなりの数の戦闘員がいるな」
「フフフ」
怪人達はライダーの言葉を笑みをもって聞いていた。
「それだけではないのはわかっているだろう」
「・・・・・・確かに」
それは当然のことであった。
「さあ、かかれ」
クモロイドが戦闘員達に号令をかけた。
「ギィッ」
すると彼等はそれに応えるように腰から何かを取り出した。それは鎖鎌であった。
左手に鎌を持ち右手で分銅を振り回す。そしてゆっくりと前に出て来た。
「さあ、ライダー達を」
怪人達は後ろに下がって彼等に対して言う。
「これにはどうするつもりだ」
「知れたこと」
だが彼等はそれでも臆することはなかった。
「倒すまでだ。他に何がある」
「ではやってみせるがいい。できるものならな」
クモロイドはそれを聞いて冷淡に返した。そして戦闘員達に対して号令した。
「やれ」
それと同時に分銅が一斉に放たれる。それにラ
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