戦士達の集結
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あの二人が姿を現わした。
「これで全員揃ったな」
「ああ、やっとな」
二人のライダーが銀のマシンに乗ってこちらにやって来る。彼等はマシンから飛び降りた。
「トゥッ!」
そしてストロンガー達とは逆の位置に着地する。そして怪人達と対峙した。
「ダブルライダー」
怪人達の誰かが彼等の名を呼んだ。
「そうだ」
そして彼等はそれに答えた。
「ゼクロスと合流する為にここへ来たのだがな。だが貴様等までいるとは思わなかった」
「戦いは先になると思っていたが遭ったからには仕方がない。ここで決着をつけさせてもらうか」
ライダー達はその言葉を合図にするかのように構えをとった。そして怪人達に向かい合う。
「フフフ、面白い」
だがヤマアラシロイドはここで余裕の笑みを浮かべた。
「我々にとっても好都合ですね、ここで貴方達と戦えるとは」
「どういう意味だ」
X3がそれに問うた。
「貴方達の首級を挙げることができるからですよ。そしてそれを偉大なる我等が首領に献上する」
「あの首領にか」
「ええ。それでバダンの世界征服は成ったも同然です。貴方達は我等が理想世界の為に礎となるのです。感謝しなさい」
「戯れ言を」
ゼクロスがそれを聞いて言った。
「我々は貴様等に倒される為に生きているわけではない」
「その通り、むしろその逆だ」
二号が言った。
「貴様等を倒すことこそ我等が使命、それは決して変わることがない」
「確かに」
ヤマアラシロイドはそれでもなお笑っていた。
「しかしそれは我々にとっても同じことなのです」
「所詮戦うしかないということか」
「まあそういうことになるでしょう」
スーパー1に言葉を返した。
「そして我々はこれ以上貴方達とお話するつもりはありません」
「やるということか」
「ええ」
]ライダーの問いに答えた。
「今更言う必要も無いでしょう、それは」
「確かにな」
スカイライダーが着地してきた。
「ではここで決着をつけようか」
「グルル」
一号とアマゾンが再び構えをとる。他のライダー達もだ。
「それは我等とて望むところ」
怪人達も構えに入った。そして両者は睨み合いをはじめた。その時であった。
「同志達よ」
そこでしわがれた低い声がした。
「その声は」
ダブルライダーがまず反応した。そして他のライダー達も続いた。怪人達もである。
「フフフ、やはり貴様等がまず振り向いたか」
暗闇大使はそれを見て満足したように笑った。
「どうやらわしはダモンとは声まで似ているようだな従兄弟だから当然か」
「何をしに来た」
ゼクロスが彼に問うた。
「まさか貴様も戦うつもりか」
「そうして欲しいか?」
彼は不敵な様子でそれにこたえた。
「ならばそうしてもよい
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