戦士達の集結
[14/18]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
てこの二体の怪人を倒そうとする。だがそれはならなかった。
「そうはさせないわ」
横からバラロイドが攻撃を仕掛けてきたのだ。バラの棘の蔦でゼクロスを打とうとする。
「ムッ!」
それは上からゼクロスに襲い掛かってきた。彼は止むを得なくそちらに攻撃を向けた。
腕に光を集める。それでバラの蔦を弾き返した。
そして着地する。攻撃に移る暇もなくカマキロイドとカメレオロイドが攻撃を仕掛けてきた。
「死ねぃ!」
鎌と刀が来る。ゼクロスはそれを巧みなフットワークでかわす。そして一旦後方に退いた後攻撃に移ろうとする。
しかしそこにも怪人達の攻撃が来た。
ジゴクロイドとアメンバロイドである。拳が彼を襲う。
「クッ!」
それは普通の拳ではなかった。ボクサー、そして拳法家の拳である。動きが尋常なものではない。
だがゼクロスはそれを身を屈んでかわす。そして彼等の腹に逆に拳を繰り出そうとする。
そこで二体の怪人は退いた。そして今度はカニロイドが出て来た。
「これならどうだ!」
鋏でゼクロスの首を狙う。それで断ち切るつもりなのは言うまでもない。
彼はその鋏を掴んだ。だがカニロイドは力で押し切ろうとする。
「グググ・・・・・・」
両者は力比べに入った。互いに一歩も譲らない。
しかし遂にゼクロスが勝った。彼は怪人を上に放り投げた。
「今だ!」
そこから飛び上がり蹴りを放とうとする。しかしそこにも邪魔が入った。
「そうはさせません」
ヤマアラシロイドが来た。彼は棘の槍でゼクロスを追い詰めてきた。
稲妻の様な速さで槍を繰り出す。それは的確にゼクロスの急所を狙っている。
ゼクロスはそれを巧みな動きでかわす。だがその後ろに他の怪人達も迫って来ていた。
「危ないゼクロス!」
役がそれを見て叫ぶ。後ろからバラロイドの蔦が来た。
「喰らえっ!」
「クッ!」
ゼクロスはそれを避けようとする。だがヤマアラシロイドの槍に気をとられそれは鈍かった。
間に合わない。蔦がその背を撃つ。そう思われた瞬間であった。
蔦が弾け飛んだ。何かがその蔦を撃ったのだ。
「ムッ!?」
バラロイドだけではない。他の怪人達も動きを止めた。
「誰だっ!」
まずはその弾き飛ばしたものが何であるか確かめようとした。それは一本のロープであった。
「まさか」
「そうだ、そのまさかだ」
左手からあの声がした。
「バダン、ゼクロスは倒させはしないぞ!」
そこには仮面ライダー]がいた。彼はライドルロープを手に太陽を背にして立っていた。
「]ライダー!」
怪人達は彼の姿を見て思わず叫んだ。
「どうしてここに!」
「貴様等の行動なぞすぐにわかることだ。もっとも今回はゼクロスと合流する為にここに来たのだがな」
彼
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ