戦士達の集結
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は村雨に対して言った。
「変身しなさい。そして私達に倒されるのです」
「倒されるつもりは毛頭ないが」
彼はゆっくりと前に出ながら言った。
「だが変身するのは同意だ。言われずともな」
「ふふふ」
「では行くぞ、バダンの者達よ」
彼はゆっくりと変身の構えに入った。
「ここを逆に貴様等の墓場にしてくれる」
変・・・・・・
まずは右手を真横に置く。そしてそこから斜め上四十五度に上げる。そして左手をそれと合わせ垂直にする。
それから左手を上げて左斜め上に持って行く。右手はそれを合わせて垂直にさせる。
それと共に身体が変わっていく。銀色になり手足が赤い炎の色になる。だがその先の手袋とブーツは機械の色である。
・・・・・・身!
左手を拳にし、それを脇に入れた。右手はそれと連動し斜め前に突き出す。
顔を赤い仮面が覆った。まずは右を、そして左を。眼が緑になった。
光が彼を覆う。そしてそれが消え去るとそこに赤い機械のライダーがいた。
「トォッ!」
彼はすぐに跳んだ。そして空中で攻撃の態勢に入る。
「無駄なことを」
ヤマアラシロイドはそれを見上げて不敵に笑った。
「空中でも貴方の相手をしてくれる者はおりますよ」
ここで彼の後ろにいる二体の改造人間が動いた。
「頼みますよ」
「了解」
「わかりました」
タカロイドとドクガロイドがすぐに動いた。彼等は翼を羽ばたかせ天にあがった。
「食らえっ!」
まずはタカロイドが羽根を投げつけてきた。
だがゼクロスはそれをかわした。空中で身体を捻ったのだ。
「甘いっ!」
「甘いですか!」
だがそこにドクガロイドが襲い掛かって来る。間髪入れぬ攻撃だ。
「バダンが甘い。よくぞ言ってくれました」
そう言いながら翼をはばたかせる。
「その言葉、後悔させてあげましょう」
毒粉を撒き散らしてくる。そしてそれでゼクロスを覆おうとする。
だがゼクロスはそれに対して急降下してかわした。だがその下には既に他の者が待っていた。
「見え見えだ!」
そこにはトカゲロイドとクモロイドがいた。
まずはクモロイドが攻撃を仕掛ける。口から糸を吐いてきた。
「フン!」
それはゼクロスに向けて襲い掛かる。だがゼクロスはここで足に赤い光を溜めた。
「これでどうだっ!」
そしてその赤い光で糸を切り裂いた。そのまま急降下を続けクモロイドに攻撃を仕掛けようとする。
だがそこにトカゲロイドが出て来た。
「させんっ!」
口から炎を吐く。それでゼクロスを焼き尽くさんとする。
「これは防げまい!」
だがゼクロスはそれも薙ぎ払った。何と赤い光の足でその炎を断ち切ったのである。
「何と!」
「この程度の炎で!」
そのまま急降下を仕掛ける。そし
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