スーパーロボット大戦OGs
0078話
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永久機関である時流エンジンのおかげでエネルギー消費型の武器であるビームガトリング砲とハルバート・ランチャーに左手のグレイプニル。それとアダマン・ハルパーは使用可能という事か。
「構わん。無理をしない範囲で手助けしてやれ」
「了解した。位置情報を転送してくれ」
その言葉と殆ど同時に目標の位置情報が送られてくる。ヴィンデルめ、俺が引き受けると読んでいたな?
「じゃあ頼んだぞ」
「ああ。受けたからにはしっかりと撤退支援をさせて貰う。安心して待っていろとバン大佐に伝えてくれ」
その言葉を最後にヴィンデルからの通信が切れる。その後はレイディバードへと帰還し、送られてきた位置情報を目指して発進させる。
「隊長、目標を発見しましたが既に連邦軍艦隊と戦闘状態に入っています。このまま出撃しますか?」
「そうだな、一応W16を通してキラーホエールへ連絡を取っておけ。第3勢力と思われて双方から攻撃を受けるのは御免だからな」
「了解」
量産型Wに指示を出し、俺はグロウセイヴァーのコックピットへと向かう。
コックピットへとつくなり、量産型Wから通信が入った。
「隊長、W16と連絡が取れました。援軍の件は了解したとの事です」
「ふむ、なら早速出るぞ! ASRS展開!」
レイディバードのハッチが開くのと同時に、ASRSを展開してグロウセイヴァーを出撃させる。
出撃している機体は連邦軍が15機程、DC側が7機か……いや、エキドナのラーズアングリフがキラーホエールの上で砲台をしてるから8機だな。約2倍の戦力差だが、敵機の殆どはリオンである事を考えれば、実際の戦力差は殆どないと考えても構わないだろう。
「ましてや、俺とグロウセイヴァーが加わるんだ。負けは……ないっ!」
ASRSのおかげで、こちらをまるきり認識していなかった連邦軍のリオン部隊の横っ腹へとビームガトリング砲を撃ち込む。
1発の威力は他の武器と比べものにならないくらい弱い攻撃力しか持たないが、この武器の売りはその名前の通り連射性能だ。ましてやリオンはAM初期の機体でガーリオンやバレリオンなんかと比べると、防御力に難がある。
「その結果が、これだ」
撃ち込まれた大量のビーム弾がリオン部隊を削り取っていく。その様はまるで熱したナイフでバターを溶かし切るかのようだ。
「キラーホエール、聞こえているな? こちらアクセル・アルマー大尉。バン大佐からの依頼を受けて撤退支援に来た」
空を飛んでいたリオンの約半数、8機が海中へ墜落して海中で爆発。水柱を上げたのを確認してからキラーホエールへと通信を送る。
尚、残りのリオンはビームガトリング砲を発射した為にASRSが解除され、突然横にその姿を現した未確認機のグロウ
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