第三話
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
……」
小さな寝息を立てながら眠る弟の暖かい体温を感じつつエルシャンは思考入力で情報端末を立ち上げて巨大匿名掲示板サイトに繋ぐと、
【兄弟】俺の3歳の弟が宇宙で一番可愛い気がするんだけど【愛】
1 neme: 兄道一直線 date: 5128/S2-08(W1) 12:57:16 ID:asdfghjk
俺の弟マジ天使。ありえないくらい可愛いくて鼻血モノだ。静まれ静まれ俺の尻尾。もう激しく振れ過ぎて尻尾が千切れ飛びそうです。
こんな新しいスレッドを立ててしまった。
勿論、即座に糞スレ認定され、スレ立て3分後に削除依頼まで出される始末だがエルシャンはまるで後悔していない。何故ならあの時のどうしようもない程の胸の高まりを何とかする方法が他に無かったのだから。
ちなみに、エルシャンが1光秒の語呂が「憎くなく女御や(299792458m)」だと思い出すことが出来たのは2日後のことだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ