スーパーロボット大戦OGs
0076話
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、インスペクターだ。そしてホワイトスターはエアロゲイターの物なので、向こうにはホワイトスター自体が無かった。
そんな事を考えている間にも、俺以外の3人で話しはどんどん進んでいく。
「我々もその考えに賛同している。故に大佐の本懐を遂げる為の下準備をしている所だ」
「下準備?」
「ああ。新生DCの皮切りとなるアフリカ北部制圧作戦、デザートクロス作戦。それを成功させる為の充分な戦力をすでに用意してある」
「ほう」
「どうだ、バン大佐? ヴィンデル大佐の言う通り後は機が熟するのを待つだけなのだ。早く各地へ散っている同志に集結命令を出した方がいいぞ」
「……ローズは今回の件を承知しているのか?」
「無論だ」
「了解した。諸君らの協力に改めて感謝する」
ローズ、いやイスルギ重工の機嫌を伺うような発言が出るが、現状のDC最大のスポンサーであるのだからその意思は無視出来ない、か。
「全てはビアン総帥の遺志。そして、我らの手で作り出す新しい秩序の為に」
「うむ」
その会話を最後にして、3人の会談は終わりを告げた。
バン大佐とフェフ博士はこれからのDCの活動について打ち合わせがあるとかで部屋に残り、俺はヴィンデルに連れられてシャドウミラーに割り当てられている区画へと向かう。
「ヴィンデル、結局戦力はどのくらい持ってこれた?」
「そうだな。大まかにだがエルアインス120機、量産型ゲシュペンストMk-U80機、量産型アシュセイヴァー50機、ラ−ズアングリフとランドグリーズが20機ずつ、アシュセイヴァー10機にその他諸々あわせてざっと350機という所だな。他は転移の際に時空の捻れに巻き込まれて消滅した。お前が使っていたネバーランドもこちらには辿り着いていない」
350機、か。原作だと確か250機前後しか転移に成功しなかった筈だから、大体100機程増えた事になるのか。これはアギュイエウスとリュケイオス、そして時流エンジンの開発に関わったレモンのおかげだろう。
「ネバーランド以外のトライロバイト級は?」
「ギャンランドは無事にこちらに辿り着いていて、すぐにでも使用可能だ。ワンダーランドは無事に辿り着いたものの、損傷が酷い為に現在修理中。アークランドは大破と言ってもいい状況だな。よって修理を断念。部品はワンダーランドの補修部品へとまわしている」
アークランドは元々武装が壊れた状態で、輸送艦として使われていたのだから部品取り用にまわされてもしょうがない、か。
「にしても、ネバーランドにアークランド。俺が乗った艦が悉く消えたり壊れたりするのは呪われでもしているのか?」
「ふっ。世界に反旗を翻した俺達だ。呪われているとしてもそれはある意味当然と言えるんじゃないのか?」
珍しく冗談を口にしたヴィンデ
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