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仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
隻眼の軍人
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人火炎コンドルである。怪人は階段の上にいる三人に襲い掛かってきた。
「ここは俺に任せてっ!」
 スカイライダーは二人にそう言うと跳んだ。そして怪人に向かっていく。
「頼む!」
 二人はそれに従い階段を昇っていく。前に戦闘員達が現われるがそれも倒していく。戦闘員達が悲鳴と共に暗闇の中に落ちていく。
 火炎コンドルはスカイライダーに向けて体当たりを敢行しようとする。ライダーはまずその一撃をかわした。
「甘いな」
 怪人は旋回した。そして今度は爪で切り裂こうとする。
 口から火を吐く。だがスカイライダーはそれを全てかわした。
「無駄だ」
 今度はライダーの攻撃であった。まずはパンチを繰り出す。
 だが怪人もさるものである。それはかわす。
「やはりな」
 それを見たライダーは後ろに退いた。そこに隙が生じた。
「今だっ!」
 火炎コンドルはそこに襲い掛かった。両手の爪でスカイライダーの胸を切り裂かんとする。
「かかったな!」
 そこでライダーは怪人の両手を掴んだ。そして思いきり後ろへ放り投げる。
「ギッ!」
 怪人は壁に叩き付けられた。そこから立ち直り再び向かって来る怪人にスカイライダーは蹴りを繰り出した。
「スカイキィーーーーーーーーック!」
 それは怪人の胸を貫いた。怪人は首をビクッ、とあげたがすぐにそれを垂れさせた。そしてスカイライダーの脚が抜かれると下に落ち爆死した。
 ライダーは二人の元へ戻った。そして再び階段を昇る。
 扉が見えてきた。するとそこが開いた。
「ム」
 中から怪人が姿をあらわした。ショッカーの毒針怪人蠍男である。
「シュッシュシュシュッ」
 怪人は奇妙な鳴き声をたてながらスカイライダーに向かってきた。
「こんなところで出て来るとは」
 スカイライダーは前に出た。すると後ろから別の声が聞こえて来た。
「ルロロ、ルロロ!」
 ブラックサタンの食虫怪人奇械人カメレオーンである。怪人は戦闘員達を引き連れ階段を昇っていく。
「ライダー、後ろはわて等に任せて!」
「君は前の怪人を!」
 がんがんじいと博士が後ろの怪人達へ向かう。
「すまない!」
 スカイライダーはそれを受けて前の蠍男へ向かう。怪人はそこに鋏を繰り出してきた。
「そうくると思った!」
 彼はその鋏をかわした。怪人は続けて拳を繰り出す。
 だがライダーはそれもかわした。そして脚払いを仕掛ける。
「シュッ!?」
 怪人はそれでバランスを崩した。壁の方に倒れ掛かる。
 そこでライダーは攻撃を仕掛けた。怪人の顔めがけ拳を浴びせた。
「スカイパァーーーーーンチッ!」
 一撃だけではなかった。続けて出す。それは怪人の頭部を激しく打ち据えた。
「シュッ・・・・・・」
 それで終わりであった。怪人は最後に一声叫ぶと
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