第7話
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な。
けどその発信源を俺がぶっ壊れてしまったんならもうその機能は無くなっちまったんじゃねーか?」
「だとしても「歩く教会が壊れた」って情報は伝わっちゃうよ。
「歩く教会」防御力は簡単に言うと「要塞」並みなの。
理由はどうあれ「要塞」が壊れたと分かれば迷わず打って出ると思う。」
「ちょっと待てよ、だったらなおさら放っとけねーだろ。
魔術は信じらんねー、けど「誰か」が追って来てるって分かってんのにお前を外になんか放り出せるかよ。」
その言葉を聞いたインデックスはきょとんとした顔をしてにっこりと笑顔になって上条に言った。
「じゃあ、私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」
その言葉を聞いて上条は言葉を失う。
インデックスは優しい言葉を使って暗にこう言ったのだ。
こっちにくんな。
麻生は立ち上がり上条の肩に手を置くと上条に話しかける。
「これ以上は関わるな。
インデックスもそれを望んでいるはずだ。
もし何かに追われているとしてお前に何が出来る?」
麻生にそう言われ上条もそれ以上は関わろうせずインデックスもそれが分かると教会に逃げれば何とかなると言って部屋を出て行った・・・・帽子を麻生の部屋に置き忘れて。
「おい、上条。
この帽子、お前が持っていろ。
お前が起こした不幸なんだからな。」
麻生がそう言うと黙ってインデックスの帽子を左手で受け取り、上条は自分の部屋に戻り麻生は上条が出ていくといつもの服に着替えて部屋を出ていきそのまま散歩を始める。
ふらふらと宛てもなく歩いていると麻生の名前を呼ぶ声が聞こえ、その方に振り向くとそこには初春と佐天がこっちに来ていた。
「こんにちは、麻生さん。
何をしているんですか?」
佐天が麻生に質問する。
「散歩だ。」
簡潔に答えるとまた佐天が麻生に質問してきた。
「ところで麻生さんはレベルはいくつですか?」
「0だがそれがどうかしたのか。」
その事を聞くと佐天はなぜか嬉しそうな顔をすると麻生の手を取り良い物を見せてあげます、と言って強引に麻生を連れて行き初春が申し訳なさそうに頭を下げながらついてくる。
少し歩くと喫茶店に到着すると窓際のテーブルに美琴、白井ともう一人ボサボサな栗色のロングヘアの女性で、目の下には濃いクマがある女性も座っていた。
佐天は窓にぴったりとくっつき、美琴達に自分がいる事をアピールすると美琴達は佐天達に気づき、初春は美琴達に少し頭を下げ麻生はめんどくさそうに頭をかいていた。
店内に入り知らない女性の所に初春と佐天が座り麻生は美琴の隣に座る、麻生は帰ると言ったが佐天がそれを許さなかったので仕方なく座る事にした。
もう一人の女性の名前は木山春生と言う
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