スーパーロボット大戦OGs
0074話
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ている訳だ。
「アーチボルド少佐、あの機体も鹵獲を?」
「ああ、無視して下さい。僕達の獲物じゃありませんから」
「はっ!」
そしてその予想を裏付けるかのように、部下が聞いてきたカリオン2機の鹵獲を却下するアーチボルド。
だが、カリオン2機はこちらへと向かってくる。
ヒューストン基地所属のPT部隊が出るまでの時間稼ぎか。
「おや? 離脱せずにこちらとやりあう気ですか」
さすがのアーチボルドも意外そうな口調で呟く。
「情報では非武装の実験機だとの事ですが」
「やれやれ、どうやらローズに一杯食わされたようですね。仕方ありません。コーツ隊は実験機の相手を」
「はっ!」
「ああ、そうそう。くれぐれも功を焦ってあの2機を攻撃しては駄目ですよ。スポンサーを怒らせると、これからの僕達の活動に支障が出ますからね」
あるいはローズ、もといミツコ・イスルギは俺の腕を確かめたかった為にカリオンが武装しているという情報を隠していたのかもしれない。そう思うのは俺の自惚れだろうか。
「ところで、僕達の獲物は見つかりましたか?」
「はっ、熱源反応を確認。機数4。出撃準備中のようです」
「結構。じゃあ、僕達はもう少し様子を見るとしましょう」
コーツ隊と呼ばれたリオン・タイプFが4機、カリオンへと向かっていくのを見ながら俺達ガーリオン隊は獲物の出現をじっと待つ。
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