暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦OGAnother
第一部「数奇なる騎士」
第03話「Reaps」
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
8!」
「うんっ!」
二人はステークを構えてバレリオンに急速接近し、
「ダブルッ!」
「ジェット!」
「「マグナムッ!!!!」」
同時に打ち込んだ。
「ばかなあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ステークは装甲を貫通してコックピットへ到達、パイロットは断末魔を上げながらショック死した。
「そっちも上出来見てえだな!」
タカヤが呼びかける。
「あんたこそ、テキメンじゃないの。」
ミナミが返す。
「パターンW.N28か…、ミナミ、ナナにも教えたのか?」
ライトが言う。
「そういうこと!ゲシュでコンビなんて、もうあたしとナナちゃんくらいでしょ?」
ミナミが、少し得意げになる。
「ああ、それに合わせる為にW.N28を作ったんだっけか。」
タカヤが言った。
「ああ、ゲシュペンストの二機混成運用の効率を考えて、な。」
ライトが同意を示す。
「それより、アダム中尉は…?」
ナナが心配そうに言う。
「大丈夫だろう、少しすれば連絡が来る。」
ライトがそう言ってレーダーを見た。
(熱源あり、PT級1、問題はないな。)








***









同じ頃、アダムは水中に潜り、原子核反応を追っていた。
「やはりキラーホエール…。近い…この岩肌か…。よし。」
アダムは岩陰に潜み、通信傍受を始めた。



『第四編隊、通信が途絶えました!』
『第三編隊壊滅!』
『味方機シグナル全ロスト!』
『なんということだ…やむをえん、戦線より離脱する!』


「来るか!」
アダムは岩肌から離れ、ブーメラン・ザンバーを展開させ、構える。
少しずつ、少しずつ…キラーホエールがその姿を現す。
そして、ブリッジが出た、その時。
「いくぞ!!」
アダムはキラーホエールに接近した。
「敵機接近!ゲシュペンストタイプです!」
「なんだと!?撃ち落とせ!」
キラーホエールはミサイルを次々と発射する。
「そんな単調な射撃…弾薬の無駄だな。」
しかし、アダムには当たらず、あっさりとブリッジ前に付けられてしまう。
「沈めっ!!!」
ブーメラン・ザンバーでブリッジを切り裂き、マシンガンを撃ち込むと、キラーホエールは機能を停止した。
「生存者の脱出くらいはさせてやるか…」
アダムはそういうと、海面に浮上して回線を開いた。
「アマテラス1より各機、敵潜水母艦撃破。これより輸送部隊と合流し、帰還する。」
「了解です。」
タカヤが答えた。










***









「おお、お前達ご苦労だったな。」
伊豆基地に戻ると、一足先に戻っていたカイが五人を労った。
「カイ少佐、そちらは?」
「本体からはぐれた編隊らしくてな。統率
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ