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争わせたうえで
第四章

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「また悪が滅んだよ」
「そうだね、しかしね」
 ここで岩清水は従兄に話した。
「AI画像は便利だね」
「動画もだね」
「うん、凄くね」
 こう言うのだった。
「簡単に造られてね」
「プロンプトを入力してね」
「それで本人の画像も使ったら」
「簡単に造れるよ」
「そう、いじめの画像にしてもだし」
「相手がやった様にする様な」
 そうしたというのだ。
「今回の貼り紙みたいな」
「そうしたのも造れるね」
「よく見たら」
 ここで従兄はこう言った。
「わかるけれどね」
「AI画像はね」
「独特の特徴があるんだ」
「指のサイズがおかしかったりね」
「形がね」
「雰囲気もね」
「普通の写真と違うから」
 AI画像はというのだ。
「それでだよ」
「わかるね」
「そう、そして」 
 そうであってというのだ。
「文字がね」
「AI画像だとね」
「イラストでもそうだよ」 
 こちらでもというのだ。
「文字がおかしいんだ」
「AI文字って言う様な」
「何処にもない様な」
 そうしたというのだ。
「おかしな文字になるよ」
「そうだね」
「人の配列もものの大きさも」
 そういったものもというのだ。
「よく見るとね」
「おかしいね」
「だからね」  
 それでというのだ。
「よく見るとだよ」
「わかるね」
「それでもだよ」
 そうであってもというのだ。
「馬鹿はね」
「わからなくて」
「簡単に騙されるよ」
「そうだね」
「だから使うといいんだ」
 従弟は明るく笑って話した。
「AI画像は」
「いじめっ子を攻撃する為にも」
「嘘でもね」
 例えそうであってもというのだ。
「どんどんね」
「使って」
「そして相手を追い詰めて」
「破滅させるね」
「そうするんだ、そして」 
 そのうえでというのだ。
「大事なのはね」
「何かっていうと」
「造ることだよ」
 そのこと自体だというのだ。
「相手を攻撃するにはだよ」
「いじめっ子をね」
「手段を選ぶ必要はなくて」
 そうであってというのだ。
「AIイラストは効果的だから」
「これからも使うんだね」
「そうしていこう」
「動画とかもね」
「そうしよう、それでお祝いに」
 従兄は岩清水にあらためて話した。
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