第四章
[8]前話 [2]次話
「また悪が滅んだよ」
「そうだね、しかしね」
ここで岩清水は従兄に話した。
「AI画像は便利だね」
「動画もだね」
「うん、凄くね」
こう言うのだった。
「簡単に造られてね」
「プロンプトを入力してね」
「それで本人の画像も使ったら」
「簡単に造れるよ」
「そう、いじめの画像にしてもだし」
「相手がやった様にする様な」
そうしたというのだ。
「今回の貼り紙みたいな」
「そうしたのも造れるね」
「よく見たら」
ここで従兄はこう言った。
「わかるけれどね」
「AI画像はね」
「独特の特徴があるんだ」
「指のサイズがおかしかったりね」
「形がね」
「雰囲気もね」
「普通の写真と違うから」
AI画像はというのだ。
「それでだよ」
「わかるね」
「そう、そして」
そうであってというのだ。
「文字がね」
「AI画像だとね」
「イラストでもそうだよ」
こちらでもというのだ。
「文字がおかしいんだ」
「AI文字って言う様な」
「何処にもない様な」
そうしたというのだ。
「おかしな文字になるよ」
「そうだね」
「人の配列もものの大きさも」
そういったものもというのだ。
「よく見るとね」
「おかしいね」
「だからね」
それでというのだ。
「よく見るとだよ」
「わかるね」
「それでもだよ」
そうであってもというのだ。
「馬鹿はね」
「わからなくて」
「簡単に騙されるよ」
「そうだね」
「だから使うといいんだ」
従弟は明るく笑って話した。
「AI画像は」
「いじめっ子を攻撃する為にも」
「嘘でもね」
例えそうであってもというのだ。
「どんどんね」
「使って」
「そして相手を追い詰めて」
「破滅させるね」
「そうするんだ、そして」
そのうえでというのだ。
「大事なのはね」
「何かっていうと」
「造ることだよ」
そのこと自体だというのだ。
「相手を攻撃するにはだよ」
「いじめっ子をね」
「手段を選ぶ必要はなくて」
そうであってというのだ。
「AIイラストは効果的だから」
「これからも使うんだね」
「そうしていこう」
「動画とかもね」
「そうしよう、それでお祝いに」
従兄は岩清水にあらためて話した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ