使徒大戦
第一章
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の……?」
そう口をついて出たが、シンジ自身にも本当の『なに』であるかを理解して口に出したわけではない。ただ、その巨大な存在感に魂が圧倒されただけだ。体がガタガタと震えはじめる。自分はなんていうものに乗っていたんだろう。これは人間とは相容れない存在じゃないのか?
それは奇しくも、暴走状態の初号機を一目でも見たことがある者が共通して抱く、恐怖、慄然と同じものであった。
──コレは……。
冷たい汗が噴き出すのが、循環の止まったLCLの中でもはっきりと分かった。プラグスーツの中で肌が粟立っていることも。
──コレは使徒だ。
それは人類の敵。
倒すべき、存在。
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