暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜転生者の誓い〜
第七話・出会う転生者
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開する。


「あんまり広い空間は無理だけどこの家の周辺ぐらいなら…」


そう言いながらユーノは結界を拡げた。

この家っていうか屋敷の周辺って十分広くないか?と俺が思ったのは余談である。

そうこう言ってるうちに少し離れたところで光が溢れ出した

俺も見た事がある、ジュエルシード発動の光だ。

・・・無言で木刀を構える。

なのはとユーノも横で身構えているのが見なくとも分かる。

そして時は訪れる。


「にゃぉぉぉぉぉお!」


あたりに咆哮が轟く・・・・・・・?

ん?にゃお?

そうしてその咆哮?をあげた生物を見ると・・・

猫。

それもとてつもなくでかい猫だった。


「うわぁ…」


俺は原作知識で分かっていたはずなのだが、アニメで見るのと実際に見るのとでは大きく違った。

正直、驚きというか呆れというか・・・

とりあえず何とも言えない気持ちになった。

なのはもユーノも同じ気持ちなのか、何とも言えない表情をしている。


「…襲ってくる様子はなさそうだし、ささっと封印を」

「そうだな、さっさと封印するか」


なのはがとりあえず封印しようと言うので肯定の意思を示す。


「それじゃあレイジングハート、お願い!」


そうしてなのはが変身しようとしたまさにその時、

それはやって来た。

黄色の魔力の弾丸。少しなのはのものより鋭そうなその一撃が巨大猫に炸裂した。


「!?」


なのはが驚愕の表情を浮かべその弾丸の出所を見上げる。


「バルディッシュ、フォトンランサー連撃…」

「Photon lancer Full auto fire.(了解、フォトンランサー連続攻撃)」


そこには金色の髪の少女がいた。

既に次の攻撃を始めるつもりなのだろう、

彼女のデバイスに黄色の魔力光が集まっていく。


「あれは!?みずなさん、彼女が僕たちの船を襲った少女です!」


やっぱりか…、と俺は心の中で呟きながら

なのはに注意を促す。


「なのは!次が来るぞ!」

「あ、うん!分かったの!」


そう言ってなのはがバリアジャケットを纏う。


「来た!」


それとタイミングを同じくして、金髪の少女の魔法が飛来する。


「レイジングハート!!」

「protection.(分かっています、プロテクション!)」


なのはのかけ声と共に巨大猫の前に桜色のシールドが張られ、金色の魔力弾ははじかれる。


「魔導士?」


対する金髪の少女は今初めてこちらの存在に気付いたのか眉をひそめる。


「同型の魔導士
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