第二十七話 距離を縮めるその六
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「清潔にすることもな」
「感染症を避けられる要因ですね」
「街や村も清潔にすればだ」
「鼠が出ず」
「ペストも発生しない」
そうなるというのだ。
「だからそうしていったが」
「そうした政策もですね」
「今思うと早かったか。しかしな」
「必要だからですね」
「出した、麻酔もそうだったな」
こちらもというのだ。
「手術をしてもだ」
「眠っているので」
「だからだ」
それ故にというのだ。
「手術を受ける者は痛まずな」
「手術を受けられ」
「難しい手術も行える」
「だから早いうちに出されましたね」
「そうした、だが基本はな」
「早い技術や知識はですね」
「出さない様にしていた」
そうだったというのだ。
「早過ぎる技術や知識も合わないと思ってな」
「それぞれの時代に」
「そうしていった、そしてだ」
そのうえでというのだ。
「徐々に出していった、そしてだ」
「今もですね」
「出すべきものは出す様にしていてだ」
「出すべきでないのなら」
「出していない、それでだ」
そう考えているからだというのだ。
「それも出さない」
「原子力も」
「あれは扱い方が難しい」
非常にというのだ。
「まして私は非常に効果だが永久機関も出したしだ」
「あちらで、ですか」
「やっていきたい、原子力はまただ」
「機を見てですか」
「出すか我々が神霊となってからな」
この世界での役割を終えてというのだ。
「民達がだ」
「出しますか」
「この世界のな」
「そうなりますか」
「だからだ」
それでというのだ。
「今は出さない」
「そうされますか」
「永久機関は非常に高価でだ」
またこの機関の話をした。
「大戦艦位にしか搭載していないが」
「それでもですね」
「出したからな、それと船を宙に浮かばせてだ」
「進ませますね」
「空船も生み出しているが」
「そちらもですね」
「その技術や知識もこれよりだ」
さらに言うのだった。
「出すがな」
「そうもしてくれますか」
「農具や工業品もな」
こうしたものもというのだ。
「ふんだんにだ」
「出すか」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
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