第一章
[2]次話
バスケと指
林原椛は茶色のセミロングの髪の毛をポニーテールにしている、明るい顔立ちで顔は小さく色白である、やや小柄で胸は然程大きくないが足はすらりとしている。
中学ではバスケットボール部に所属している、だが。
「痛っ、またやったわ」
「またなの」
「そう、爪に当たってね」
同級生の支倉麻友に言った、麻友は黒髪をロングにしていt優しい顔立ちでやや面長である。背は椛と同じ位で胸はやや大きい。
「割れたわ」
「ボール当たったのね」
「そう、しくじったわ」
「すぐ手当しないと」
麻友は椛に言った。
「駄目よ」
「ええ、そうするわね」
麻友の言葉に頷いてだった。
椛は一旦コートから出て手当をした、それから練習に戻ったが。
部活が終わった帰り道にだ、麻友と一緒に下校しつつ夕暮れ道で言った。制服は昔ながらのセーラー服である。
「準備体操とストレッチやってね」
「身体ほぐして温めて」
「そうしたら怪我しないっていうけれど」
「実際私達の部活そうした怪我殆どないわね」
「けれど」
それでもというのだ。
「指はね」
「バスケしてるとね」
「どうしても怪我するわね」
「投げられたボール受け取ったり」
練習や試合の中でだ。
「ドリブルしたりね」
「兎に角手でボールを扱うから」
「だからね」
そうしたスポーツだからだというのだ。
「怪我はね」
「多いわね」
「指のね」
「あんたこの前突き指したでしょ」
椛は麻友に問うた。
「そうだったでしょ」
「痛かったわ」
麻友は顔を曇らせて答えた。
「かなりね」
「そうよね、私もなって」
「今度は爪割れたのね」
「ボール受け取った時先に当たってね」
そうしてというのだ。
「そうなったわ」
「いや、バスケやってたら」
椛は苦い顔になって言った。
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