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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第156話 若手悪魔たちの試練!イッセーの課題をクリアせよ!
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side:ソーナ
イッセー君に修行を付けてもらう事になって2日目、私は自分が如何に甘い考えだったのかを思い知らされたわ。
それはイッセー君の事よ、初日はマルヤキブタとの戦闘後は軽い手合わせで食べてばかりで修行には思えなかった。
でもそれは私達がどのくらいまでなら耐えられるのか確かめていただけだったの、何故なら次の日からの修行は一切の容赦がなかったからよ。
「きゃあっ!結界が!?」
「き、木場君に匹敵する速さじゃない!私じゃ追いつけないよ!」
「パワーは戦車以上!打撃も斬撃も通じない!?」
「ラ、ラインを掴まれて……ぶへぇっ!?」
「鏡だけ器用に避けられて反撃されたわ……完璧なタイミングだったのにどうして?」
私達ソーナ眷属はイッセー君と組み手をしていたんだけど、初日の優しさはなく全員が投げ飛ばされて地面に何度も叩きつけられた。
眷属達の弱点や足りない部分を完全に見切られていて私も何度も地面にキスをしたわ、でも決して眼鏡は割れなかった。
そして傷ついた体をアーシアさんに回復してもらい次の修行……正直最初はイッセー君はドSなんじゃないかと思ってしまった。
「ぐううっ!?我が愛馬ごと持ち上げるとは!?」
「軽いな、馬もお前ももっと食って力付けろ」
今イッセー君はサイラオーグの騎士であるフールカスと手合わせをしているわ、彼の光速の槍さばきを完全に受け流して懐に入って馬ごと片手で持ち上げた。
「お前は図体はデカいんだからもっと足元を注意しろ!じゃないとこんな風に反撃を受けるぞ!」
「ガアアッ!?」
サイラオーグの戦車であるバラム、彼の巨大な腕の一撃を軽く受け止めて足払いをして、更に顔にパンチを打ち込んで地面にめり込ませる。
「ほらほら!魔法と剣技のコンビネーションをもっと意識しろ!一瞬でも気を抜けばその隙を突かれるぞ!」
「いくらなんでも理不尽すぎるだろう!?どうして生身で増加した重力を受けてなんともないんだ!?」
「この程度ならヘビーホールの最初の層あたりの重力だな、余裕で動けるぞ」
サイラオーグのもう一人の騎士であるクロセル、彼は魔法剣士であり巧みな剣術と様々な魔法で相手を責めるスタイルなのだけど、イッセー君は素手で氷や炎をかき消して神器『魔眼の生む枷』によって増加した重力を受けても何の影響も受けていなかったわ。
「ドラゴンの力を完全には使えていないな。よし、遠慮なく攻撃を打ち込んでこい!自分の全力が分かれば力のコントロールを掴むきっかけになるはずだ!」
「な、なぜマトモに攻撃を受けて傷一つついていないんだ!?いくら赤龍帝だとしてもおかしいだろう!?」
『その程度の攻撃で俺達を傷つけられる
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