第百七十五話 寒くなってきてその四
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「そうはならないからね」
「ちゃんと服も着ることね」
「そうしなさい、特に練る時はね」
「暖かくすることね」
「さもないと風邪もひくし冷えること自体が」
身体がというのだ。
「よくないから」
「暖かくすることね」
「それが大事よ、これからお鍋もしていくし」
「お鍋も食べて」
「温もりなさい、いいわね」
「そうしていくわ」
一華もそれならと話した、そしてだった。
そうした話をしながらだった、一華は朝ご飯を食べそれが終わると歯を磨いて学校に行った。電車に乗ってだった。
学校に来た、すると学校は。
「神戸の方が寒いわね」
「大阪よりもよね」
「そうなの、大阪から電車で神戸に来たらね」
部活の朝練のランニング前に神戸にいる同級生に話した。
「わかるわ、電車を出たらね」
「寒くなるのね」
「一気にね」
そうした感じにというのだ。
「そうなるのよ」
「神戸は寒いのよね」
その神戸の娘の言葉だ。
「前は海ですぐ後ろが山だから」
「それでね」
「大阪は平地で結構熱も籠るから」
「暖かいのよ」
「そうよね」
「同じ関西でもね」
それでもというのだ。
「大阪と神戸だとね」
「寒さが違うわね」
「どうしてもね、それにね」
「それに?」
「緯度的に日本はまだましよ」
一華にこのことも話した。
「よく言うでしょ、欧州の子達が」
「ああ、日本は冬でも暖かいって」
「そうよ、あそこはね」
「冬は普通にマイナスいくから」
「だからね」
それでというのだ。
「神戸の寒さなんてね」
「まだまだよね」
「冷えるなんてものじゃないから」
「そうよね」
「だからね」
「それでよね」
「そう、本当にね」
実際にというのだ。
「神戸はましよ」
「冷えても」
「ええ、だからね」
それでというのだ。
「まだいいわよ」
「暖かくするにも」
「日本はね、ただあんた冷え性なのね」
「これがね」
「だから対策はちゃんとしてるのね」
「毎年冬は厚着してるわ」
実際にというのだ。
「お家じゃ暖房は欠かせないしね」
「カイロもよく使うのね」
「そうしてるの」
「そうなのね」
「それでね」
そのうえでというのだ。
「暖かいものもよく食べるの」
「お家でも」
「実際お母さんお鍋よく作ってくれて」
その系列の料理をというのだ。
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