第二章
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「またお昼牛丼だったの?」
「駄目かな」
「だからお野菜もちゃんと食べないと」
「そうなんだね」
「そうよ、まあそう思って今晩も野菜多くしてるし果物もあるから」
「食べるんだね」
「どれもね」
こう言うのだった。
「いいわね」
「わかったよ、じゃあね」
「食べるのもいいけれど」
「健康もだね」
「考えてね」
「じゃあ晩もいたたくよ」
「お父さんちゃん残したら駄目よ」
横から中学生の久美子も言ってきた、母親そっくりの外見である。
「さもないと成人病になるわよ」
「そうだよな」
「そう、いつも家庭とかお仕事のこと言うなら」
それならというのだ。
「いいわね」
「ちゃんと食べることだね」
「栄養バランスも考えてよ」
「そうするよ」
微笑んでだ、藤瀬は家では妻と娘の話を聞きつつ野菜と果物も食べた。そうして風呂も入ってしっかり寝てだった。
仕事を頑張る、昼は藤瀬に今日は野菜を食べましょうと話して食堂でだった。
野菜炒めを食べた、そして昨日家で言われたことを話すとだった。
「そうだよ、健康がな」
「まずきますね」
「俺も奥さんに言われてるよ」
「健康を考えて食べろって」
「家庭も仕事もな」
「両立させるならですね」
「まず健康だな」
こう言うのだった。
「何と言っても」
「食べるものは栄養バランスを考えて」
「そうなるな、じゃあ野菜も食べような」
「そうしましょう」
藤瀬は平野の言葉に頷いた、そしてだった。
一緒に野菜も食べて仕事を頑張った、そして家庭で今度は妻の物価への愚痴を聞いて娘の勉強も見た。そうして次の日もどちらも隣充実した日々を過ごしたのだった。
家庭を大事にしても 完
2025・6・15
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