第六章
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「それは致命的でしょ」
「説明出来なくてどう学生さんに教えるか」
「授業下手な先生と同じね」
「実際にいるしね」
そうした教師はというのだ。
「公立だと特にね」
「教えるのが下手なのになってね」
「そこから何の努力もしなくて」
いい鉄は釘にはならずいい人は教師にならないのが戦後の日本だ、日教組という北朝鮮を賛美する様な極端な組織の存在故かまともな教師は少ない。
「それでね」
「下手なままね」
「公立だと公務員だしね」
「不祥事やらかさない限りクビにならないし」
「というか暴力とかセクハラしてもよ」
学校の教師はとだ、美利は聡子に話した。
「揉み消すしね」
「学校って閉じられた世界だからね」
「簡単に揉み消せて」
「なかったことに出来るから」
「無能はそのまま残って」
「犯罪も隠されるのよね」
「そんな学校の先生がいて」
そうしてというのだ。
「それでね」
「そんな大学教授もいるのね」
「変に横文字使ったら
美利はどうかと話した。
「それだけで何か賢そう」
「インテリゲンチャね」
「そう思われるからなのか」
「意味もなくそうした言葉使って」
そしてとだ、聡子も応えた。
「頭いいと錯覚させて」
「しかも変な造語とか説明なくボヘミアン的とか言って」
「頭いいと思わせるだけね」
「あれね」
美利は言った。
「そうした本って自己満足ね」
「書いてる人の」
「難しい様に見せて」
「実は中身がないけれど」
「読む人にあれこれ考えさせて」
「その人がわかったと思ったら」
「それならね」
聡子に話した。
「読んだ人は私頭いいってね」
「思うわね」
「頭いい、凄いってね」
その様にというのだ。
「思ってこんなこと書いて言ったこの人凄い」
「そう思うわね」
「もっと言えば哲学自体が凄い」
「その先入観もあってね」
「それでよね」
そうであってというのだ。
「思い込ませる」
「全部そうね」
「そうであってね」
それでというのだ。
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