第十一幕その十
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「エルフやドワーフ、ノームやホビットといった人達もね」
「同じだね」
「ええ、人と区分される人達は」
彼等はといいますと。
「本当にね」
「色々なものを食べるんだね」
「熊以上にね」
「確かに。エルフも基本菜食ですが」
レイさんが言ってきました、見ればこの人も六人の娘達もそれぞれお野菜だけでなくお肉やお魚を食べています。
「お肉やお魚も食べます」
「私お魚が好きで」
それでと言うサキでした。
「お刺身も食べます」
「鶏肉好きです」
ユウも言います。
「煮ても焼いても」
「ソーセージやハムが好きで」
ヒミカはこうしたものを挙げました。
「よく食べます」
「シーフードが好きで」
ミユはそうでした。
「それを使ったカレーやパスタも好きです」
「今牛肉食べてますが」
見ればトモキは実際に食べています。
「本当に好きです」
「マトンが好きです」
アズキはきっぱりと言いました。
「あの匂いも」
「何でも食べることはいいことだよ」
樵はエルフ達の言葉を聞いて言いました。
「それだけ美味しいものを食べられるしね」
「しかも栄養バランスもいいですね」
ジョージが応えました。
「そうですよね」
「美味しいものを食べられて」
カルロスはさらにお話しました。
「身体にもいいですからね」
「それは凄くいいことですね」
恵梨香もわかっています、五人もそれぞれの串のお肉やお魚それにお野菜を食べてそのうえで楽しんでいます。
「本当に」
「沢山バランスよく食べる」
神宝も言います。
「医食同源ともいいますし」
「そう考えるとです」
まさにと言うナターシャでした。
「色々なものを食べて食べられることはいいことですね」
「そうよ、偏食はね」
どうかと言うドロシーでした。
「やっぱりよくないわ」
「そうだよね」
かかしが頷きました。
「それは伝えているね」
「オズの国の政府もね」
「そうしているね、政治で」
「ええ、身体によくて」
「美味しいものも沢山味わえるから」
「だからね」
「そうだね、本当にね」
かかしはまさにと応えました。
「美味しいものを沢山食べられたら」
「それでね」
「本当にいいことだよ」
「だからね」
それ故にというのです。
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