暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
嵐を起こす生徒会長
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一夏、風宮祐人両名を一位の部活動に強制入部させましょう!」

 そして雄叫びが上がる。

「うおおおおおおおっ!」
「素晴らしい、素晴らしいわ会長!」
「こうなったら、やってやる……やぁぁぁってやるわ!」
「今日からすぐに準備始めるわよ! 秋季大会? ほっとけ、あんなん!」

 そんあワイワイと騒いでいる中、

「というか、俺の了承とか無いぞ……」

 そんな声が聞こえて俺はキレた。

「なぁ一夏」
「な、何だ?」
「ぶっちゃけ、地球を消すのとあの女消すの、どっちの方が効率的だと思う?」
「い、いや……冗談だよな?」
「やっぱ地球だよな? そうしたら篠ノ之束ごと消せるし」

 あんなのに簪さんが比べられていたのかよ。そんなの―――簪さんがかわいそうだろうが!

「い、いや、落ち着けよ。大体、束さんを消すってそれこそ世界問題だろ………」
「そんなの知るかよ」
「そ、そんなのって………」
「まぁいいや。俺、退学するから」
「ば、何言ってんだよ。それこそ各国に―――」
「え? 自分の国民も行っているのにまったく払わない国に遅れを取るとでも?」

 それを聞いていたのか、1組が慌てた。

「だ、ダメだよ風宮君落ち着いて! 八つ当たりするなら私の体使っていいから!」
「そ、そうだよ! それとも私たちみたいに小さいのが嫌ならやまちゃん差し出すから!」

 どうやら自分の体を差し出すほど俺の暴走を止めたいみたいだ。

「え? 何でそんな話になってんだ?」
「織斑君は黙って!」
「あ、はい……」
「やまぴー連れてきたよ!」
「あ、あの……どうして私が……?」
「や、山田先生、悪夢が再び起こされそうになっているんです!」
「それは一大事ですね! では―――」
「落ち着け山田先生。それとお前らもだ少しは落ち着け」
「そんなこと言えるのは織斑先生が風宮君の乱舞を見てないから言えるんですよ!」

 という何故かすごい発端が起きているので俺が口を挟んでみる。どうやら俺が悪いみたいだしな。

「落ち着いてくれ。俺はもう大丈夫だから」
「ほ、本当に……?」
「ああ。ほら、この通りだ」

 そう言うと、俺から禍々しい何かを感じなくなったのか、クラスメイトが一斉に安堵する。

(俺がキレるとそんなに怖いのか?)
『うん。まぁ、私は平気だけど』
(そりゃ、元の強さが違うだろ)

 そんなことをシヴァに突っ込んでいると、いつの間にか全校集会は終わっていた。

(それにしても………)

 さっき感じたカリスマ性。おそらくあの生徒会長と簪さんの違いはそこだろう。そりゃ、他にもそりゃ、胸の大きさとかあるがな。
 だが、ああいうのでわかった。あいつも俺の嫌いなタイプだ。でもだか
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