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新オズのブリキの樵
第十幕その七

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「外の世界でもやっているよね」
「そうです」
「それが凄い大会で」
「毎年春と夏に行われて」
「もう日本じゃイベントです」
「恒例の」
「勝ち抜きの大会です」
「オズの国もあの球場で開催されていて」
 そうしてとです、かかしはジョージ達五人にお話しました。
「盛り上がるよ」
「凄く、ですよね」
「皆が応援して」
「素晴らしい試合が沢山行われて」
「春と夏にですね」
「盛り上がりますね」
「そうなっているよ」
 こう言うのでした。
「今回のツア―では使用されないけれどね」
「あの球場は野球は行われても」
 トトは言いました。
「それでもね」
「コンサートとかには使わないわね」
 ドロシーが応えました。
「あの球場は」
「そうだね」
「とてもいい球場だけれど」 
 それでもというのです。
「野球以外のことにはね」
「使われないね」
「そうね」
 実際にというのです。
「どうもね」
「そうだね、案外そうした球場少ないよね」
「そうなのよね」
 ドロシーはトトに答えました。
「これが」
「野球の球場も色々使うからね」
「野球以外のことにもね」
「今回だってそうだしね」 
 こう言ったのはつぎはぎ娘でした。
「ツアーに使うし」
「そうよね」
 王女がまさにと頷きました。
「これは他のスポーツの競技場も同じよ」
「そのスポーツだけでなくてね」
「こうしてアイドルのコンサートに使えば」
「舞台に使う時もあるし」
「歌劇とかのね」
「色々なことに使われるわね」
「そうなのよね」 
 こうつぎはぎ娘に答えます。
「スポーツの競技場は」
「華やかなことにね」
「考えてみたら」
 王女は実際に考えるお顔になって言いました。
「スポーツの試合はハレよ、そしてコンサートや舞台もね」
「ハレよね」
「オズの国のコロシアムだってね」
「色々なことに使うわね」
「そうだしね」
「そうそう、この前ね」
 ビリーナはコロシアムと聞いて言いました。
「エメラルドの都のコロシアムで歌劇上演したけれど」
「ああ、アイーダね」
 エリカが応えました。
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