第一章
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主婦の仕事
業界屈指の大手出版社八条出版のとある雑誌の編集長を夫に持つ八神祥子の朝は早い、起きてすぐに夫の雄介と娘で幼稚園児の由利香の為に朝食を作り。
夫を見送った後は娘を車で送る、それまでに洗濯のスイッチを入れて朝食の後片付けと歯磨きと洗顔も済ませる。
そして幼稚園から帰ると家全体の掃除を庭までやってだった。
「午後はね」
「在宅ワークよね」
「そうなのよ」
学生時代からの友人で今は同じく主婦の恵美子に話す、祥子は黒髪を伸ばしセットしていて細尾漏れで切れ長の二重の長い睫毛を持つ目ときりっとした赤い唇を持っている。背は一五九位でスタイルがいい。恵美子は丸顔でメリハリの利いた顔立ちで長い黒髪をウェーブにさせている。背は一六二位でスタイルもメリハリが利いている。二人共カジュアルで露出の少ないファッションでスマートフォンでそれぞれの家で話している。
「娘を迎えに行くまでね」
「それでそれからは」
「夕食の支度よ」
「忙しいわね」
「結構ね、これでジムも通ってるし」
「そうよね」
「あんたと一緒にね」
恵美子に笑って話した。
「そうしてるしね」
「運動もしないとね」
「すぐに身体にくるから」
だからだというのだ。
「それなりにね」
「身体も動かしてるわね」
「そうよね」
「在宅ワークは合間にして」
そしてというのだ。
「ジムにもよ」
「通ってるわね」
「いや、主婦は暇とか」
祥子は笑って話した。
「これがね」
「全然よね」
「いつも何かをしていて」
それでというのだ。
「休む暇もよ」
「ないわね」
「ジムでの運動も」
そちらもというのだ。
「精出してるしね」
「健康の為にね」
「お仕事もあるし」
「お互いね」
「在宅のね。お仕事もしていないと」
「お金もないとね」
こちらの問題もというのだ。
「旦那の稼ぎはあるけれど」
「いざという時に必要だし」
「だからね」
それでというのだ。
「そっちもやって」
「当然育児もね」
「教育もね」
「真面目に主婦やってると」
それならとだ、祥子は恵美子に話した。
「暇がないわ」
「やろうと思えばやること一杯あるし」
「そうそう、じゃあ今からお昼だけれど」
「何?今日のお昼は」
「ハヤシライスよ」
恵美子に笑って話した。
「昨日の夜の残りの」
「残りものね」
「残りものを食べて」
そうしてというのだ。
「無駄なく済ませて」
「栄養補給をして」
「それも手早く、そして」
「在宅ワークね」
「お掃除終わって今までして」
「お洗濯も乾かして」
「やってたけれどね」
「食べてまたするわね」
「それでジム行ってすっきりして」
汗を流
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