第二章
[8]前話
「なるわよ」
「そうだよな」
「あの、接待は仕方ないけれど」
「気を付けないとな。体重変わってないから油断したよ」
「食べた分はね」
妻は夫に話した。
「どうにかしないと」
「運動するか」
「ええ、あと接待以外のお食事も」
それもというのだ。
「普段のね」
「気を付けるか」
「いつも接待という訳でもないし」
だからだというのだ。
「私がちゃんとしたお料理作るから」
「お昼もか」
「これまで接待以外でも外食多かったでしょ」
昼はというのだ。
「コンビニで買ったものとか」
「そうだよ」
「お弁当作るから」
「それを食べようか」
「そうしましょう」
「それじゃあ。朝早く起きて走って歩く距離も増やして」
運動の話をした。
「やっていくよ」
「健康の為にね」
「そうしていくよ」
こう言って実際にだった。
昇平は朝早く起きてランニングをはじめ意識して歩く様になった、そして昼は接待のない時は妻が作った弁当を食べ。
夕食も接待のない時は妻が家で栄養バランスのいい料理を出してくれた、その結果次の健康診断では。
「戻ったよ」
「そうね」
妻もその結果を見つつ頷いた。
「よかったわね」
「そうだよな」
「これからも気を付けていきましょう」
「ああ、仕事でもな」
それで接待の場で飲んで食べてもというのだ。
「健康には気を付けないとな」
「本当にね」
「さもないとな」
それこそというのだ。
「身体壊しかねないな」
「壊したら元も子もないし」
「気を付けていくよ」
「それじゃあな」
こう話してだった。
二人で気を付けていった、やがて二人の間に子供が生まれ幸せに過ごした。昇平はその幸せを健康なまま満喫した。
課長になって接待が増えて 完
2025・5・18
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