白き極光編
第1章
ザ・リバーサイド・レイダース
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場合が殆どだった。
「なんだ張り合いねぇな」
「そう言うなマッシュ。トラブルなんて少ないに越した事は無いさ。サウスフィガロで補給したとはいえ、ボウガンの矢も限りがあるしな」
エドガーの使用するオートボウガンは、車輪めいたマガジンに矢を装填して本体にセットする事で、バネ機構による発射毎にマガジンが回転して次の矢が発射口に送られる仕組みである。
その動作がトリガーを引いている間、凄まじい速度で繰り返されるのである。
連射力に優れる反面、残弾の減りも早い。
「兄貴も昼寝でもしててくれよ。なぁに、これなら俺1人でナルシェまで余裕さ!」
豪快に笑うマッシュと、窘めながらも笑みが浮かぶエドガー。
それをティナとバナンが見守り、先ほどまでの厳しい戦いとは正反対の和気藹々とした川下りの旅。
しかし、イカダの流れるその行く手に、レテの川底に潜む恐ろしい魔物が待ち構えている事を、彼らはまだ知る由も無かった。
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