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星河の覇皇
第八十八部第四章 当直任務の様にその二十一

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「あのお酒は」
「刺身とかにもな」
「貝にも」
「個人的には特に生牡蠣にはね」
 これを食べる時はというのだ。
「一番だ」
「日本酒ですか」
「あと日本酒は冷やしたり熱したりするが」
 そうして飲むがというのだ。
「氷を入れることな」
「しませんか」
「ストレートだ、水割りも炭酸もだ」
 そちらの飲み方もというのだ。
「飲まない」
「日本酒は」
「何でもな」
「日本酒の飲み方はそうですね」
「そうして飲むよな」
「普通は氷とかも入れないですね」 
 酒をそのまま飲むというのだ。
「日本でも」
「熱したり冷やしたりしてもな」
「割ったり何かを入れることは」
「ないからな」
 それはというのだ。
「大抵は」
「そうですね」
「それで私もな」
「日本酒はですか」
「それとワインとビールもな」 
 この二種類の酒もというのだ。
「氷も何もな」
「入れないですか」
「ワインに氷を入れると」
 その飲み方はというのだ。
「何か味が落ちるからな」
「結構ある飲み方ですけれどね」
「それはそうだけれどな」
「それでもですか」
「ワインはやっぱりな」
 この酒の飲み方はというのだ。
「氷を入れないでな」
「ストレートですね」
「冷たいものを飲みたいならな」
「ワイン自体を冷やすことですね」
「氷と入れると氷が溶ける」
 それと氷の冷たさで冷やすのだ、その為酒に氷を入れると薄まりもするのだ。
「そしてな」
「それで、ですね」
「水で薄まってな」
「味が落ちるとですか」
「思うからな」
 それでというのだ。
「私はな」
「ワインはストレートですか」
「カクテルはいいがな」
 ワインをベースにしたそれはというのだ。
「けれどな」
「それでもですね」
「ワインを飲むならストレートだ」
 それ自体だというのだ。
「それはビールもだ」
「冷やすならですね」
「冷蔵庫で冷やしてな」
 そうしてというのだ。
「そしてな」
「飲みますね」
「ビールも氷を入れるとな」
「薄まりますか」
「だからな」
 それが嫌でというのだ。
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