暁 〜小説投稿サイト〜
星河の覇皇
第八十八部第四章 当直任務の様にその十八

[8]前話 [2]次話
「だから私も気をつけている」
「歯のことは」
「それで普段からな」
「糖分には気をつけていますか」
「そうだ、さもないとな」
「虫歯になりますね」
「いい歯があってこそ美味いものも食える」
 大尉はこのことは笑って述べた。
「その逆にな」
「歯が悪いと」
「美味いものも食えない」
「ルイ十四世の様になりますね」
「そうはなりたくないからな」
 そう考えるからこそというのだ。
「私は今もこうしてな」
「糖分を入れないお茶を飲まれていますか」
「砂糖もシロップもな」
「お食事の時以外はですね」
「気をつけている、そしてな」
「そのうえで、ですね」
「食事の後は歯を磨いている」 
 このことも忘れていないというのだ。
「三食後必ずな」
「磨かれていますか」
「そうして清潔にしている、だから口臭もな」
 これもというのだ。
「しない筈だ」
「実際にしないですね」
 中尉も隣にいる者として答えた、隣にいるとやはり口臭を感じるものであるからだ。しかし今はというのだ。
「大尉は」
「そうだな」
「はい、匂いはです」
 それこそというのだ。
「お茶のものしか」
「やはりな」
「三度の歯磨きの賜物ですね」
「これを怠るとな」
「実際にですね」
「虫歯にもなりな」
「口臭もしますね」
「歯槽膿漏や歯周病にもなる」
 こうした病気になる恐れもあるというのだ。
「だからな」
「歯磨きは忘れず」
「そしてな」
 そのうえでというのだ。
「普段もな」
「糖分には気をつけておられる」
「そうすると肥満もない」
 糖分を控えると、というのだ。
「悪いことではない、甘いものは好きでも」
「常に食べることもないですね」
「そうだしな、しかしな」
「しかし?」
「甘いものは好きでな」
「デザートとしてですね」
「昼と夜はまず食べている」 
 その様にしているというのだ。
「果物を食べる時もあればな」
「お菓子もですね」
「ある、アイスクリームが好きだ」
 このお菓子がというのだ。
「だからな」
「それで、ですか」
「デザートとしてよく食べる」
「アイスクリームを」
「そうしている」
「アイスはいいですね」
 中尉も笑って話した。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ