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星河の覇皇
第八十八部第四章 当直任務の様にその四

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「学校の教師がな」
「連合の犯罪率の多い職業の双璧ですね」
「他の職業を本当に圧倒してるからな」
「凄いですね」
「どっちもヤクザ屋さんの方がだろ」
 それこそというのだ。
「犯罪率少ないだろ」
「そうですよね」
「麻薬とかもあるしな」
 それもというのだ。
「犯罪の中には」
「麻薬で捕まる教師多いですね」
「こっちはマスコミの方がな」
「多いですね」
「それでどっちも性犯罪がな」
 今話しやこの犯罪がというのだ。
「滅茶苦茶多いな」
「ですよね、痴漢とか盗撮とか」
「まず教師かだろ」
「マスコミ関係者で」
「もう学校の教師と見たらな」
 大尉は強い声で語った。
「それこそな」
「性犯罪者と思え」
「そうも言われる位だ」
「だからいい人はですね」
「学校の先生にならないなんてな」
 そこまでというのだ。
「言われるんだよ」
「そうですね」
「そんな連中がな」
「人のトイレにもですね」
「言うんだ、しかしトイレもな」
「それぞれの人で差がありますね」
「その時間がな、そして大小を周りに言う幼稚な奴なんてな」 
 こうした輩はというのだ。
「他の職業だとな」
「いないですね」
「言わないのが常識だろ」
「そうですよね」
「そんな常識がない奴でもなれるんだ」
 それが学校の教師だというのだ、尚これは二十世紀後半から二十一世紀前半の日本においても同じであった。
「そして性犯罪をしても暴力を振るってもな」
「捕まらないですね」
「そうだ、だからな」 
 悪事を働いても罰されないからだというのだ。
「尚更な」
「碌でもない人間が蔓延りますね」
「それでどんどん腐っていってな」
 そうなってというのだ。
「どうしようもなくなって」
「私達もこう言ってるんですね」
「そうだ、しかも生徒に適当に教えて偉そうにしてな」 
 その様にしてというのだ。
「給料も貰えるんだ」
「これといって働かなくても」
「だから余計に悪い奴ばかりな」
「のさばりますね」
「そして偉くもなるんだ」
 教頭や校長になっていくというのだ。
「他の職業には絶対になれない奴がな」
「それが学校の先生ってやつですね」
「連合のな、ヤクザ屋さん以下のモラルでな」
「能力は他の職業では務まらない」
「そんな連中みたいなことはな」
「大尉はですね」
「言わないからな」
 こう言うのだった。
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