暁 〜小説投稿サイト〜
ハヤテと泉が幼馴染!?
第9話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
それなんですけど、できれば伊澄さんと一緒に説明したいんですけど、いいですか?」
「まぁええけど……そんなら伊澄さんの所にはよう行ったほうがええな。今からウチが案内したる」
「え! 本当ですか。ありがとうございます。行きましょう瀬川さん」
「うん」

「その必要はありませんよ、ハヤテさま」
 私とハヤ太くんが咲夜ちゃんについて行こうとしたら、私たちの後ろから声がした。
「うわ!!」
「今日はどうされたんですか?」
 私が驚いて後ろを向いたら、声の主だった伊澄ちゃんが普通に質問してきた。

「お〜、伊澄さんちょうどええところに」
「あ! 伊澄さん、実はですね……」
 咲夜ちゃんとハヤ太くんが普通に返事した。

 あの登場に驚かないで普通に話せる二人って……

 私が二人の方に驚いている間にハヤ太くん説明を始めた。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 ハヤ太くんと私の説明が終わって、
「分かりました。では、瀬川さんこちらに……」
「う、うん」
 私は伊澄ちゃんに前に来るように言われた。

「それでは、失礼します」
 そう言って伊澄ちゃんは私の頭に手をのせて目を閉じた。
 そして(しばら)くして、
「ッ!!!」
 伊澄ちゃんはかなり驚いた顔をした。
「伊澄ちゃん?」
「………」
 驚いた後、伊澄ちゃんは何か考えこむように黙っていた。
「どないしたん?」
「いえ……ハヤテさま、ハヤテさまも少しよろしいですか?」
「え!? は、はい。いいですけど……」
「失礼します」
 そう言うと、ハヤ太くんの頭に伊澄ちゃんは手をのせた。

「やっぱり……」
 しばらくして伊澄ちゃんは何かわかったような事を言った。
 そして私の方に向いて、
「すいませんでした。ではまず、瀬川さん あなたの猫の力をコントロールする方法を教えます」
 と、言った。
「うん! よろしく、伊澄ちゃん」

「では、猫に取り付かれた時のカンジを思い出して下さい」
「え!? そんな事でいいの!?」
「はい。後は私が力を出せやすく手伝います」
「へ〜、分かった! やってみるよ!」
 そう言って私は目を閉じて、あの時の事思い出し始めた。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「おお!」
 しばらくして、咲夜ちゃんの声がして目を開けると体が軽いような気がした。
「出来ましたね」
「瀬川さん、大丈夫ですか?」
「え!? う、うん……大丈夫」
「どうぞ」
 伊澄ちゃんが鏡を出してくれた。
「うわ〜、本当に耳が! それにすごく体が軽いよ!!」
 私はその場で何回か跳ねてみた。
 軽く跳ねただけで私の身長くらいの高さはあった。
「その感覚を忘れないで下さい。あとは部分的な使い方などを教え
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ