最終話 戦いが終わってその十三
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「これからもね」
「阪神を応援していくことだな」
「私達はね、そしてね」
「優勝すればか」
「その時はね」
まさにというのだ。
「皆でね」
「それぞれのユニフォームを着てな」
「お祝いをしましょう」
「それじゃあね」
「そして」
さらにだ、魂子は話した。
「パーティーもね」
「開くな」
「優勝した時もで」
そうしてというのだ。
「日本一になっても」
「連覇してもだな」
「その都度ね」
「それは楽しみだな」
珊瑚は魂子の言葉を受けて笑って応えた。
「その時が」
「そうよね」
「今年はまずはぺナントだ」
こちらだというのだ。
「制覇する、そしてだ」
「日本シリーズもね」
「そうする、パリーグのどのチームが出てもな」
「勝つわよ」
「そうするぞ」
「そしてだ」
夜叉丸は亀山の背番号を手に言った。
「巨人は特にな」
「あっ、そこは違うのじゃ」
新庄の背番号を持った楓が突っ込みを入れた。
「巨人ではないであろう」
「ああ、虚塵だな」
「そうじゃ」
そうなるというのだ。
「あそこはな」
「そうだったな」
「うむ、巨人ではない」
決してというのだ。
「虚塵じゃ」
「そうだったな」
「毎年毎年悪いことばかりしやがって」
乱馬はこのチームについて忌々し気に言った。
「本当にな」
「悪いことしないとあそこじゃないでしょ」
あかねが言ってきた。
「もうね」
「それもそうか」
「あそこは昔からね」
「悪いことばかりしてるな」
「ええ、何かとね」
「他のチームから選手掠め取ったりしてな」
「阪神にはしかけただけで」
そうであってというのだ。
「実際はメイさん位だったけれど」
「あの人は揉めたしな」
「仕方ないけれど」
「どうもな」
乱馬は江夏の背番号を持ちつつ小山の背番号を持つあかねに応えた、そのうえでさらに話していった。
「阪神には殆どだよな」
「若し選手獲られたらね」
「俺達本気で怒るな」
「怒らない筈がないわよ」
あかねはむっとして述べた。
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