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蒼と紅の雷霆
紅白:第九話 第一データ施設
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、激しい螺旋エネルギーを纏って突進してくるバクトにソウは咄嗟に回避する。

その勢いは紅き雷霆による身体能力の強化の恩恵があるソウにも即回避を選択させる程であった。

「だらああああっ!!」

壁を反射してソウの真上を取ると、勢い良く落下して床を殴って拳の螺旋エネルギーを解放した。

「テーラ!」

「任せて下さい、分身に惑いなさい!!」

イソラの虚像を作り出し、追尾性能を持った複数のデコイがバクトに向かって行く。

「邪魔じゃあああっ!!」

デコイを螺旋エネルギーを纏った拳で吹き飛ばし、バクトは跳躍すると螺旋エネルギーの光弾を放ってきたので咄嗟に雷撃鱗を展開して光弾を防ぐ。

「ぬうっ!?」

「はあっ!!」

マッハダッシュで距離を詰めると雷撃を纏わせた拳による一撃をバクトに叩き込む。

超加速の勢いを加算した拳をまともに喰らったバクトは勢い良く転倒した。

「へっ、やりよるのぉ…お前さんの拳…かなり効いた…久しぶりじゃのう、こんな重い拳は…力だけじゃなく何かを背負った一撃じゃ…」

「チッ、見た目通りにタフな奴だ」

「久しぶりに血が騒いできたのう!どりゃああああっ!!」

螺旋エネルギーを纏わせた拳を構えながら突進してくるバクト。

ソウは僅かな変化も見逃さず、バクトの真上の壁に螺旋エネルギーが迸っていることに気付き、バクトの真上をマッハダッシュで通過する。

「今です!愛の爆炎!!」

「ぬおおおっ!?」

すれ違い様にパンテーラがクリムの虚像を作り出し、光弾を発射してバクトにダメージを与える。

「はあっ!!」

背後からチャージセイバーからの雷撃刃による連?をお見舞いし、最後にパンテーラがリベリオの虚像を作り出してガトリング弾を浴びせる。

「ふははははっ!本当に強いのうっ!ただの喧嘩なら楽しめたんじゃがなぁ!」

「ぐっ!」

振り返りながらの拳を受け止めるが、受け止めたソウの腕の方が痺れる。

「迸りなさい、蒼き雷霆よ!」

即座にパンテーラがサポートし、少年?の虚像のプラズマ球と稲妻がバクトに炸裂する。

「チッ!」

ソウもまたダメージを稼ぐためにショットを連射し、凄まじい波状攻撃によってバクトもいくらか後退する。

「あああっ!死に晒せぇ!!」

バクトは雄叫びを上げて拳を床に叩き付けると螺旋エネルギーが立ち上る。

ソウとパンテーラは距離を取りつつ螺旋エネルギーをかわしながら距離を詰めた。

そして螺旋エネルギーが消えた直後に再び槍の穂先を射出し、バクトの体を拘束するとそのまま一気に距離を詰めてチャージセイバーを叩き込む。

「ぐおおおっ!?ぐはあっ!!」

怯んだ隙に顔面に拳を殴り、更に腹
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