暁 〜小説投稿サイト〜
るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
第十二話 試合になりその十六

[8]前話 [2]次話
「早乙女君って結構お金あるんだね」
「そうか?」
「だって君普通に暮らしてるじゃない」
 乱馬本人にも言った。
「そのことを見たらね」
「俺は結構か」
「お金あるよ」
「そう言われるとそうか。お袋もな」
 乱馬は五寸釘の言葉を受けて述べた。
「いつも奇麗な着物着てるしな」
「そういえば乱馬君お母さんおられますね」
 四谷が言ってきた。
「そうですね」
「ああ、実はずっと会ってなくてな」
 乱馬は四谷にも話した。
「逃げられたと思ってたよ」
「そんな筈がなかろう」
 玄馬がむっとして言葉を入れてきた。
「何故母さんが逃げるのだ」
「こんな糞親父だからだよ」
 乱馬は面と向かって言い返した。
「誰だってそう思うだろ」
「貴様本当に父を何だと思っている」
「糞親父だって言ってんだろ」
「だから母さんが逃げたと思っていたのか」
「そうだよ」
「確かにこんな人じゃね」
 瞳も思うことだった。
「逃げられてもおかしくないわね」
「全くですな」 
 弥勒も同意して頷いた。
「こうした人ですから」
「逃げられてもよ」
「おかしくなかったです」
「だがちゃんと夫婦のままだ」
 玄馬はむっとした顔で言った。
「それは言っておくぞ」
「それが信じられねえんだよ」
 息子にしてもだ。
「何でお袋はこんな奴と一緒なんだよ」
「大概な父親であることは事実だな」
 さくらが見てもだ。
「我々の中では多いがな」
「確かに父親に問題ある人多いな」 
 翼はさくらの言葉に頷いた。
「この中には」
「それでこの親父もなんだよ」
 乱馬はまた言った。
「本当にな」
「私のお父さんは普通だけれど」
 しのぶはこのことに幸運を感じていた。
「よかったわね」
「ああ、かなりいいぞ」
 乱馬はその通りだと答えた。
「本当にこんな親父だったら最悪だぞ」
「そうよね」
「待て、そこで頷くのか」
 玄馬はしのぶにも言った。
「わしはそこまで酷いのか」
「うちの許嫁の話もあったしな」
 右京も参戦した。
「ほんまこのおっちゃん大概やで」
「ちょっとは行いあらためろよ」
 犬夜叉も言った。
「さもないとこのまま言われ続けるからな」
「僕の父もかなりだしな」
 面堂はしのぶとそこが違っていた。
「わかる」
「そういえば面堂君のお父さんも」
 しのぶは今度は彼の家庭の話をした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ