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蒼と紅の雷霆
紅白:第七話 超級電波塔“ツクヨミ”
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悪魔を思わせる姿に変化したロロは凶悪な表情でイソラを睨み、それを見たイソラは表情を引き攣らせた。

「オービタルエッジだ!」

『オービタルエッジ』

低い声で呟くとより強力になった刃がイソラを斬り刻む。

「きゃああああっ!?」

「…決める…!」

怯んでいるイソラにSPスキルを繰り出す。

因みに一度発動したら基本的に目の前の敵を殲滅するか、ミッションを終えるかまでは解除出来ないダークネストリガーだが、モード・アウェイクニングとなることで強制解除出来る。

『行くよー!アキュラ君!』

悪魔から天女を思わせる神々しいロロの姿にイソラは戦闘中であるにも関わらず見惚れた。

「負けたわ…あなたこそが本当のアイドル…私のライブ…終了…」

全身をビットで斬り刻まれながらイソラはロロを認めつつ消滅した。

その直後に爆音が響き渡り、ソウとパンテーラもまた目的を達成したようだ。

『もう今日はクタクタだよ…みんなからの扱いは酷いし、色々と予想外な敵が出るし…』

「よし、ログのダウンロードは完了したようだな。ソウとパンテーラと合流して戻るぞ…」

『やっぱり今日のアキュラ君、冷たい…』

「…ミッション後のメンテナンスでお前の要望を聞いてやる」

『僕の味方はコハクちゃん達だけだよ…』

酷く傷付いたロロは合流後に癒しを求めてコハク達のいる地下基地へと帰還するのであった。
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