紅白:第七話 超級電波塔“ツクヨミ”
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メカやスメラギ兵を薙ぎ払う。
「テーラ、目障りな奴らを蹴散らすぞ」
「お任せ下さい。愛の爆炎を受けなさい」
雷撃鱗ロックオンでの放電とクリムの虚像が光弾を発射して上空に巨大な爆発を発生させると、迫ってきた敵を爆砕する。
『目の前の敵がいなくなったよアキュラ君!』
「ロロ、アンカーネクサスで残りを討滅する」
アキュラもアンカーネクサスを起動させ、確実に残りの敵をホーミングアタックとロックオンショットと合わせて破壊していく。
「ソウ、この電波塔はスメラギの重要施設です。ここの中枢部を攻撃すればスメラギの動きを鈍らせることが出来るはずです」
「そうだな、ここの中枢部を潰しておこう」
快進撃を続けているとシャッターを潜り抜けた先にサイレンのある部屋があり、そこには部屋を出ようとしていたのであろう廃デパートでソウが撃破したリベリオと共にいた女署長がいた。
「なっ!?は、速すぎる…!もう来たとは…」
「お前は確か……リベリオと共に廃デパートにいたおまけのピンク頭の眼鏡だったな」
「今すぐ髪の色を変えて頂きたいものですね。変身した私と被ってしまいます。まあ、髪の毛と眼鏡しか印象に残らなかったので最初は誰なのか分かりませんでした」
「誰がおまけのピンク頭の眼鏡だ!そしてそこの子供!まるで髪の毛と眼鏡を本体のように言うな!ええい、仕方ない…貴様らの討伐も業務のうちだ。アドリブで当たらせてもらう。それにしても因果なことだな、よりにもよって、また“一日署長”としてこの塔の警備を任されている日に、貴様らが現れるとは…」
「『『一日署長(ですか)…?』』」
「その通りだ!素人バーチャルアイドル共とそのサポーター!コントラクト!」
羽根ペンを取り出して契約すると、彼女は姿を変えたのだが、今までの変身現象とは別の意味での変化に驚かされることになる。
「ライブスタート★これがイソラの普段の姿★ “分身(コンパニオン)”のセプティマを操る歌って踊って戦っちゃう、翼戦士系アイドルっ!イクス君とガンセイヴァー君…それにロロちゃんとモルフォちゃん!そしてそのサポーターちゃん!きっと通信データのログを狙って来たんだろうけど…それは今、イソラが持ってるの!ログをかけて、ロロちゃんとモルフォちゃんと私っ★ どっちが凄いアイドルなのか!真剣勝負!お願いしますっ★」
『ええー!?』
『何あれ…?変なのが現れたわよ…』
「どうしましょう、ソウ…!彼女の変身前後による性格変化のキャラとカラーリングが全体的に私と被っています…これでは私の存在が彼女に喰われてしまいます…!」
パンテーラは戦慄した。
イソラの戦闘形態時の姿は正に嘗てのパンテーラのようであり、見た目的にも年齢的にも上位互
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