X編:トークルームU
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ズへの恨みは今でも根付いているが、憎しみをぶつけるべき旧世代のマイナーズは既に死んでしまっている。
今生きているのは差別を抱く余裕すらなく旧世代のマイナーズへの憎しみを受けている力なき者達だ。
「このマイナーズ虐殺は過去のマイナーズがセプティマホルダーにしてきたことへのツケ…なのかもしれんが、それをぶつけるべき屑共は既に死んでしまっている…」
「………」
「もう終わらせなければならんのだろうな……何の得にもならん時代は」
現在のマイナーズは数を減らし、セプティマホルダー…スメラギへの恐怖を植え付けられており、仮にここから数を増やしたところで迫害するだけの精神的な余裕も残されていない。
セプティマホルダー>マイナーズとなってしまった現在の世界で恐怖を植え付けられてしまったマイナーズは何も出来ない。
この2つの種族が共存するのは更に時間が必要だろう。
それこそ、現在の記憶が薄れる程の時間が。
(ソウの心に温かなものが満ちた)
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