第十一話 甲子園球場の特徴その十
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「この親父はあんまりにもだ」
「言っておくが僕の父もかなりだ」
面堂もだった。
「しかし見ていて確かに酷過ぎるな」
「だからいい加減にするっちゃってよく思うっちゃ」
ラムも言ってきた。
「うちの父ちゃんやお父様お母様みたいにして欲しいっちゃ」
「いや、ラムの親父さんもな」
「結構よね」
弁天とおユキが話した。
「見ていたら」
「確かに竜之介やりんねの親父さんよりましだけれどな」
「それでもね」
「どうかって思う時多いぜ」
「本当に糞親父率高過ぎでしょ」
鳳が見てもだった。
「この面子って」
「我等の父はそうしたことはなかったな」
殺生丸には心当たりはなかった。
「それだけ幸いだな」
「そう思います」
いぶきは殺生丸のその言葉に頷いた。
「お話を聞いていますと」
「そうだな」
「殺生丸さんも犬夜叉さんもそのことは有り難いですよね」
「全くだ、この様な父親ではな」
竜之介の親父に玄馬、鯖人達を見て心から思っていった、表情は変わっていないが内心安堵もしていた。
「どれだけ心労か」
「全くですね」
「俺の気持ちわかるだろ」
竜之介は憮然として語った。
「こんな糞親父いてな」
「竜之介、貴様父にどれだけ言えば気が済むのだ」
その親父が抗議してきた。
「父への愛はないのか!」
「ある筈ねえだろ糞親父」
これが竜之介の反論だった。
「さっさとくたばりやがれ」
「このおっさんはそう簡単に死なないがな」
メガネは確信していた。
「竜之介を見ていると思う」
「糞親父にしても酷いからね」
チビが見てもだ。
「幾ら何でも」
「本当にどうにかならないのかこのおっさん」
コースケも思うことだった。
「いつも思うがな」
「いい話が本当にないからな」
カクガリの言葉は誰もが思うことだった。
「浜茶屋の商売もあんまりだしな」
「とりあえずガッチン商法はあかんわ」
ランも駄目出しすることだった。
「犯罪やろ」
「それで終わらないところが酷いですわ」
小太刀も言った。
「丼に指を入れてしかも手刀で割っただけのかき氷なぞ」
「プールのお魚掴み取りなんてな」
右京は鮫にカジキ、シビレエイを放っていたそれの話をした。
「あこぎ過ぎるやろ」
「こんな商売普通しないある」
シャンプーも呆れることだった。
「どう見てもあんまりあるよ」
「商売はちゃんとしないとな」
松阪はファミレスの店長として思い言った。
「駄目だな」
「本当にうちの親父とどっちが酷いんだ」
「うちの親父ともな」
乱馬だけでなくりんねも口を開いた。
「竜之介の親父とな」
「わからねえ位だな」
「それで竜之介の心に悪魔が棲みついたとか言ったんだな」
翼はこの話
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