暁 〜小説投稿サイト〜
新オズのブリキの樵
第五幕その六

[8]前話 [2]次話
「やっぱりね」
「コンサートに行ったら」
「その時はね」
「グッズもね」
 それもというのです。
「買うものよ」
「そして応援する」
「それも忘れないのよ」
「アイドルの応援の常だね」
「そしてね」 
 そのうえでというのです。
「オズマ達によ」
「六人のグッズもだね」
「買ってね」
「お土産にするんだね」
「そうするわ」
「あれっ、けれどね」
 ここでトトが気付いて言いました。
「オズマ達もコンサートに行くよね」
「あっ、そうね」
 ドロシーも言われて気付きました。
「オズマが主催者だし」
「言うならスポンサーだからね」
「観に行くわね」
「そうだよね」
「だからね」
 それでというのです。
「グッズをお土産にするのは」
「ないよ」
「オズマ達も買うから」
「それでね」
 その為にというのです。
「他のものにしよう」
「そうね、それがいいわね」
「それじゃあそうしよう」
 こうお話してでした。
 ドロシーは六人のアイドルのグッズをお土産にすることを止めました、そうして他のウィンキーの名産品を買うことにしました。
 そのことを決めてからです、ふとビリーナが言ってきました。
「それでその娘達はどうしているのかしら」
「アイドルの娘達ね」
「ええ、私達が会場を探しているけれど」
 それでもというのです。
「それでどうなるの?」
「今は祖国で歌とダンスの練習をしていてね」
「コンサートの準備を進めていて」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
「別のステージもよ」
「やっているの」
「忙しい娘達だからね」
「人気があるから」
「それでね、だからね」
「今はお国にいるのね」
「エルフのね」
 オズの国の中にあるというのです。
「そうしているわ」
「わかったわ」
「そういうことでね」
「そういえばエルフって一口に言っても」
 それでもと言うエリカでした。
「ダークエルフの人達もいるわね」
「地下で暮らしているね」
「ドワーフやノームの人達と一緒にね」
「あの人達もエルフよね」
「そう、暮らしている場所が違っていてね」
 そうであってというのです。
「それでね」
「お肌や髪の毛の色が違うわね」
「ダークエルフの人達も髪の毛の色は変えられるわ」
「そうよね」
「ただエルフの人達の髪の毛は基本ブロンドで」
 この色でというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ