第四幕その八
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「まずはね」
「ドロシーそれにオズマにね」
「カエルマン氏とクッキー嬢も候補地を探すメンバーに参加してもらうか」
「決定してもらおう」
「スマートフォンで尋ねてね」
二人でお話してスマートフォンを出してです。
実際にどうかと聞きますと二人共是非共と明るい声で答えました、こうしてでした。
「宜しくね」
「これからね」
「有り難き幸せだよ」
カエルマンが笑顔で礼儀正しく応えました。
「それではね」
「皆でね」
「候補地を観て回ってそれから決定しよう」
「お話もして」
「そのうえでね」
「そうしようね」
笑顔でお話してでした。
皆はまた潜水艦に乗ってお池の中を進みました、そしてお池から出ますとジョージ達五人はこんなことをそれぞれ言いました。
「まさかね」
「カエルマンさんのお池がこんなに広いなんて」
「水面は普通のお池なのに」
「中は湖よ」
「それもかなり広い」
こうお話するのでした。
「水面も深くて」
「何か先は小さいけれど中身は大きな壺みたいだったわ」
「そんな感じだね」
「水面は瓢箪でも」
「中は大きな湯舟みたいな」
「ははは、何でも表面だけじゃ理解出来ないよ」
カエルマンは五人に笑顔でお話しました。
「本当に一見だよ」
「あまり大きくなくても」
「表面だけ見ても」
「その実は違って」
「とても大きい」
「そんなことがありますね」
「私のお池がそうでね」
五人にさらにお話します。
「中はとても広くてお魚も他の生きものもだよ」
「沢山いるんですね」
「広い湖みたいに」
「そうなんですね」
「それで底にはですね」
「ホールと水族館があるんですね」
「その水族館もね」
そちらもというのです。
「私と湖の住人達がやってるけれどね」
「観るといいですか」
「機会があれば」
「そうすればいいですか」
「どんな場所か」
「自分の目で」
「そうしたらいいよ、何ならね」
カエルマンは五人に提案しました。
「また潜水艦を動かすから」
「それで、ですか」
「水族館まで行くんですか」
「もう一度お池の底まで行って」
「そうしてですか」
「案内してくれますか」
「そうするけれどどうかな」
五人ににこりと笑ってさらに言います。
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