第十一話 義務教育その十一
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「そしてそこに信仰もだ」
「備えるべきですね」
「倫理も学ぶことだ」
「あらゆる教えから」
「それぞれの信じるな、だから私は信仰を否定していない」
事実義青も信仰心を持っている、起きた世界では神社や寺に参ることもあるし家の信仰である天理教の教会に定期的に通い神仏を信じている。
「そして学問でもな」
「法学があり」
「神学もだ」
「存在していますね」
「そして大いに学ばせている」
「それぞれの教えを」
「そしてそこから倫理をな」
それをというのだ。
「人に備えさせているのだ」
「民達に」
「そうしている、そしてな」
そのうえでというのだ。
「倫理を学ばせ備えさせ」
「そうした悪人をですね」
「出来る限りでない様にしている」
「そうされていますね」
「政としてあらゆる宗教を認めてな」
そうしてというのだ。
「そのうえでだ」
「学問を振興させ」
「そしてだ」
「倫理も学ばせ」
「民達に教えてな」
「備えさせますね」
「そうしていってな」
まさにというのだ。
「私はだ」
「悪人を減らしますか」
「法治と共にな」
そうしているというのだ。
「教え、倫理も広めるのだ」
「そうですね」
「しかし悪人はどうしても出る」
それは避けられないというのだ。
「教えても学ばない者がいる」
「倫理もまた」
ササが応えた。
「左様ですね」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「悪人がな」
「出ますね」
「倫理を教え減らすことは出来てもな」
「人には悪もまたあるので」
「その中にな、だからな」
それ故にというのだ。
「悪人も出る」
「そうなりますね」
「そして悪人は法でだ」
それで以てというのだ。
「裁くのだ」
「倫理がなく悪事を犯すなら」
「そうしていく、二重三重にな」
「倫理と法で」
「国を治める、倫理は国は直接関わらないが」
「教育を通じてですね」
「秩序を形成させる為のな」
国のというのだ。
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