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インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
妹(?)が周りをゴミ扱いして困ってます
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んだが、実は織斑たちの専用機の場所がわからなくなったんだ。そのことについてはまだ連絡していない。色々と面倒なことになるしな」

 そのほかにも立場が悪くなるというのもあるだろう。

「あ〜でも、俺は知りま―――」
『―――ゴミムシたちの専用機なら知っているわよ』

 いきなり上の方から声が聞こえた。うん。これは―――シヴァだな。
 シヴァはさっそうと現れ、俺の膝の上に乗る。

「し、シヴァ! 生きていたのか!」
『ゴミ如きが気安く名前を呼ばないで。汚れるわ』

 一夏が心配していたみたいなのに、いきなりゴミ扱いしていた。

「あ、あなた、一体どこから―――」
『それは別にあなたに言う必要はないでしょう。勘違いのゴミ女』

 そしてオルコットの質問も両断していた。

『それとも何かしら? ゴミの分際で私について教えて欲しいとでも?』
「シヴァ、言葉が過ぎるぞ」
『はぁーい』
 
 どうして俺の言うことは素直に聞くのにこうも周りをゴミ扱いするだろうか。確かにISですらシヴァにとっては取るに足らない相手だが、それでもダメだろ。

「風宮、どうやら知り合いのようだがそいつは誰だ?」
「超能力を持った妹です」
『どうも、妹のシヴァです』

 ペコリと頭を下げるとすぐに俺に飛びついて抱きついた。

「え? 祐人って妹いたのか?」
『黙れゴミ。お前に発言権を与えた記憶はないわ』
「ほう。さっきから嫁をゴミ扱いするとはいい度胸だな」

 シヴァとボーデヴィッヒが一触即発のムードを醸し出す。

「喧嘩なら後にしろ。それとシヴァと言ったな。こいつらのISを知っているとはどういうことだ?」
『そのままの意味よ。ほら、持ってるもの』

 そう言ってポケットの中から五種類のアクセサリー(その内一つは防具)を出す。

『そこのゴミが勝手にどこかに行った時に見つけたんだけどね。これで政府に怒られないで済んだでしょ』
「あ、ああ」
『だったらさっさと出て行ってよ。私はお兄ちゃんとセ○○スをするんだから』

 そして超弩級の爆弾を落とした。
 それを聞いた初心な女たち―――さらには教師二人も顔を引き攣らせている。

「シヴァ、こいつらは初心なんだからもっとマシな冗談を言え」
『じゃあ、子○り?』
「いや、むしろハードル上がってる」

 それ見ろ、山田先生だって顔を赤くした。

『あ、違った。お兄ちゃんの一方的な調教か』

 ―――プチン

 今ので女たちの我慢が切れたようだ。

「か、風宮! 兄妹でだとハレンチだぞ!」
「そ、そうですわ! しかも調教だなんていけませんわ!」
「ちゃんと相手を見つけないと!」
「………羨ましい」

 いや、ボーデヴィッヒ。羨まし
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