暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールP〜もしも悟飯が勉強をおろそかにしたら〜
侵入
[1/2]

この小説は作者の諸事情により非公開にしています
[8]前話 [1] 最後 [2]次話
悟飯がタブレットを借りてから、三日が経過した。

17号「ようっ、久しぶりだな孫悟飯」
孫悟飯「17号と18号さん!」
18号「私らの、永久エネルギー炉の仕組みは解析できたかい?」
孫悟飯「ええ、大方できました。この部分がおそらく、爆弾と言われているプログラムに該当する箇所でしょう」
17号「本当に大丈夫なんだろうな、18号?」
18号「まあ、黙って聞いときな。それで?」
孫悟飯「はい。リモコン等による外部入力があると、無限ループに陥り、エネルギーが循環できなくなる仕組みになっているようです」
17号「なるほど。それで、熱が滞って爆発するという訳か」
孫悟飯「そこまで大きな爆発はしないと思うけど、周囲の内臓を焼き尽くすぐらいなら……十分かもね」
17号「確かに、筋は通っているな。18号がいいんなら、任せてみたらどうだ?」
18号「意外だね。こうもあっさり納得するとは、思わなかったよ」
17号「頭の方は、少々不安材料であるものの、孫悟飯がお人好しだってことは、誰よりも知っているからな」
孫悟飯「17号……。よし、僕も覚悟を決めたよ。アジトに案内してくれ!」

★★★★★★★

孫悟飯「ここが、レッドリボン軍のアジト……」
17号「ああ。今はここのボス・ドクターゲロがクールダウン中の時間帯だからいいが、そこら中に監視カメラと、赤外線センサーが張り巡らされているからな。注意は怠るなよ」
孫悟飯「分かった」

17号と18号の後に続いて、赤外線センサーを潜り抜けると、重たい雰囲気の一室へと案内された。

17号「ここが、俺たちが人造人間として生まれ変わった場所だ」
孫悟飯「これは何ですか?」
17号「カプセルだ。俺たちが、メインコンピュータに接続するコードが入っている」
孫悟飯「なるほど……念のため確認しますが、本当に二人は良いのですね?」
17号・18号「「ああ」」
孫悟飯「それでは……始めます」

悟飯が静かにそう言うと、二人はカプセルの中に入り、コードを接続した。
それと同時に、眠りについたかのように、目を閉じ、一切の言葉を発しなくなった。

悟飯がプログラミング作業を開始してから、三時間が経過した。

孫悟飯「ハァハァ……これはある意味、武道の修行以上に神経を消耗するな。でもこれで、無限ループの処理は消去できた。再起動してみよう!」
孫悟飯「どうですか?」
17号「ん? もう終わったのか。ふむ……どうって言われても、自分では何も分からないな」
孫悟飯「18号さんの方は、お変わりありませんか?」
18号「そうだねぇ……。強いて言うなら、胸の奥でつっかえていた何かが取れたような、そんな感覚があるかもね」
17号「なんだ、感覚か。まぁ女の勘は男よりも鋭いって、よく言うしな。その感覚を
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ