第一部
バカンス
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
た。全てが一括で同じ値段になってしまうと、ライバルとどちらが良い物を持っているかの競い合いが出来なくなるため、こういう値段設定になったのだ。
全てを権能によって創っているため、元手はタダ。輸送費すらも、鈴蘭自身が空間転移を使用して直接手渡しするため、タダ(途轍もなく高価な代物なので、盗難などを警戒している)。人件費もタダ。在庫を抱えるなどということもない。・・・これで、儲からない訳が無かった。
五月現在、名護屋河鈴蘭は、世界の表と裏全てを含めた富豪ランキングでも、トップを独走している状態であった。
その集めた資金を惜しみなく使って、各地に孤児院を建てたり、戦争被害者の子供を助けたりしているのは、やはり彼女も親がいない辛さというものを知っているからだろうか?
さて、これ程の影響力を世界に与えている彼女たちは今・・・バカンス中であった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ