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ドラゴンボールP〜もしも悟飯が勉強をおろそかにしたら〜
勉強
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18号「ちょっと、17号! あんな奴、野放しにして良かったのかい!?」
17号「もしかして、戦い足りなかったか?」
18号「冗談じゃないよ!」
17号「アイツを本当の意味で倒すのは無理だ。まだ変身を2回残しているらしい」
18号「嘘だろ!? 化け物じゃないか!」
17号「だが奴は人畜無害。問題はそこじゃない。ゲロになんて報告するかだ」
18号「そんなの、正直に言うしか……」
17号「俺も昨日の報告時、一瞬だけ考えたが、やめた方が得策だ。奴が出張って、孫悟飯に殺されでもしたら、シャレにならない」
18号「クソッ! 永久エネルギー炉と一緒に植え付けられた、生命共有爆弾さえなければ……!」
17号「今は何とかやり過ごして、時間を稼ぐしかないな」

暫く無言の時間が流れた後、何かを思い付いたように、18号が沈黙を破る。

18号「それなら、私にいい考えがあるよ!」

これこれ、こうでああでと、17号に耳打ちをする。

17号「それは……いくら何でも無理があるな。孫悟飯が一般人以下の知性だってことは、ついさっき目にしただろ?」
18号「いいや、ああいうクソ真面目なタイプってのはねぇ、論理的な思考には、案外向いてるんだよ。機械の操作なんて、お手の物かもね」
17号「まあいい。そこまで言うなら、試してみるのはいいさ。ムダを楽しむのも悪くない」
18号「とりあえず今日の所は、念には念を入れて、様子見だけにしといたって事で、私の方から報告しておいてやるよ」
17号「それは助かるな。信用を失った俺の言葉じゃなければ、数日は誤魔化すことができるだろう」

★★★★★★★

18号「ようっ。あんた確か、孫悟飯とかいう名前だったっけ?」
孫悟飯「あなたは……昨日いきなりハイキックしてきたお姉さん」
18号「そのことは忘れな! 私は18号だ。今日はあんたに、折り入って提案があって来たんだ」
孫悟飯「なんですか、18号さん? いくら女の子の提案でも、組織を擁護しろ的なのは呑めませんよ」
18号「そんなんじゃないから安心しな。あんた勉強ってしたことあるかい?」
孫悟飯「勉強ですか……。本当に小さい頃は、お母さんに言われてやってましたが、お父さんが大魔界へ行った後は、ずっと武道の稽古をしてきたので……」
18号「だったら話は早いよ。今からでも遅くはない。あんた、機械語とプログラミングに関して学んじゃみないかい?」
孫悟飯「プログラミング? 何ですか、それは? 勉強といえば、国語とか算数とかじゃ……」
18号「だからあんた、ガキのくせに古いんだよ。今や、機械を操作するプログラミング技術こそが、最先端の勉強なんだ」
孫悟飯「そ、そうなんですか! 最先端の勉強ができる機会なんて、これを逃したら二度とないかも……。武闘家を目指す前は
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