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ドラゴンボールP〜もしも悟飯が勉強をおろそかにしたら〜
勉強
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、偉い学者さんに憧れていた時期もあったし……」
18号「決まりだな!」
孫悟飯「で、でも僕は、あなた方のボスと話し合いに持ち込めるくらいの、強さを身につけなきゃ……」
18号「そうしたいのなら、なおさらだね。奴も私らと同じ人造人間。プログラムを解析できるようになれば、平和的な解決も臨めるかもよ」

平和という言葉に揺れ動く、優しくも弱い悟飯の心に、付け入る隙を見出した18号。
ここぞとばかりに、本題と思しき品物を、早急にバッグから取り出した。

孫悟飯「な、なら……ちょっとだけ習ってみようかな」
18号「そうくると思って、今日はプログラミングの教科書を持って来てやったんだ」
孫悟飯「ま、まさかそれを僕に?」
18号「ああ。今ならなんと、元値2000ゼニーの所を、1800ゼニーに負けといてやるよ」
孫悟飯「ガクッ。ハハハ、お金は取るのですね」
18号「何甘いこと言ってんだい! タダより高い物なんてないんだよ! ほら、どうするんだい?」
孫悟飯「分かりました。確かにおっしゃる通りかも知れませんね。18号さんの場合、ただお金が好きなだけの気がしますが、買わせて頂きます」
18号「まいどあり」
孫悟飯「しかし今は無一文なので、暫くしてからでお願いします」
18号「そいじゃ、ツケにしといてやるよ」
孫悟飯「いいんですか! これがプログラミングの教科書……思ったよりも細かいですね。読み終わるのに、時間がかかりそうだ」
18号「気負わないで、パーーーッと読んじまえばいいんだよ」
孫悟飯「18号さん。ありがとうございます!」
18号「フン。じゃあね」
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