第二幕その十
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「オズの国でもね」
「そんなものでも」
「少しね」
そう言っていいだけのというのです。
「そうだっていうのよ」
「じゃあちょっとしたことで」
「実現出来るってことね。技術が進歩して」
そうしてというのです。
「発想を変えたらね」
「あれだね、まさに九十九パーセントの努力と」
「一パーセントの閃きでね」
「実現出来るね」
「そうしたものだって」
その様にというのです。
「言われてるのよ」
「そうだね」
「だから本当に今の技術や常識で未来を語ることは」
「意味がないね」
「それでそんな道具が考え付くか」
漫画家さんが言う様なというのです。
「そして魔法使いが生み出せたか」
「そんな筈がないね」
「そうよ」
まさにというのです。
「本当にね」
「そうだよね」
「それがわからなくて」
そうであってというのです。
「何が科学的なのか」
「科学は夢だね」
「そうよ、魔法と同じでね」
「無限に進歩して」
「発展するね。エジソンさんが沢山の発明をして」
そうしてというのです。
「そこからさらによ」
「多くのものが生み出されているね」
「そのことを見れば」
それこそというのです。
「今の技術で言っても」
「無駄だよ」
「全くよ」
笑顔で言ってでした。
皆でウィンキーのコンサートに使える場所を巡ってそのうえで何処で開催するか決めることを実行に移すことにしました、そうしてです。
ドロシーは皆にです、今度はこう言いました。
「今日の晩ご飯だけれど」
「何を食べようか」
臆病ライオンが応えました。
「一体ね」
「バーベキューはどうかしら」
こう臆病ライオンに返しました。
「テーブルかけで出したね」
「それを食べるんだ」
「そう、そしてジュースも出して」
「皆で食べるんだね」
「そうしましょう」
「いいね、バーベキューだね」
「お肉にお野菜に」
それにというのです。
「魚介類も出しましょう」
「シーフードもなんだ」
「ええ、色々出して」
そうしてというのです。
「皆で食べましょう」
「いいね、実は僕最近魚介類が特に好きでね」
「そういえば都でもよく食べるね」
「うん、だからね」
「今晩も食べられたら」
「嬉しいよ」
満面の笑顔で言うのでした。
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