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ソードアート・オンライン stylish・story
第八話 便利屋。その名も・・・
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素材で一つで、それから10個のエリクサーを作る事が出来るだけどよ?そのモンスターがスゲェ強くてな?討伐しようとした奴らは返り討ちになったらしいんだ」
「要するに、そのモンスターを討伐してその角を手に入れろって言いたいのか?」
「ご明察だ。これを達成してくれたらその腕を見込んで、お前の事を広めてやるよ?期日は問わねえよ」
それを聞いたシュウはニヤリと笑い・・・自分の机の後ろの壁に飾ってあったリベリオンを取り外し、背中に担ぐ。
「商談成立だ」
「楽しみにしてるぜ?シュウ。じゃあ俺は自分の店に戻るからよ?」
そう言うとエギルは自分の店に戻って行った。そしてシュウは早速【霊峰】に向かった。これがシュウの・・・デビルメイクライの初仕事だった。
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「ぶぇっくしょい!!さ、寒ぃぃぃぃ!!!」
シュウは言われるがままに霊峰に辿り着いたが、霊峰は雪山だった。と言うより麓は変わらなかったが登り始めると気候が一変し、極寒がシュウに襲い掛かった。
「Shit(マズッたぜ)!霊峰が雪山って事を考慮に入れてなかったぜ!!コート着てんのに何て寒さだ!!戻るにしても無駄に転移結晶も使いたくねぇし、自分の足で戻るとなるとまた時間を喰っちまう。仕方ねえ・・・進むか。それに・・・」
シュウは背負っていたリベリオンを引き抜き、右肩に担ぐ。
すると地鳴り始め、地面から身体の至る所に氷塊をつけているトカゲのような全長3Mはあるモンスター【ブリザード・リザード】が5〜6匹、飛び出てきた。
「良い運動が出来そうだしな!!C'mon(来いよ)!!Let's rock(遊ぼうぜ)!!!」
シュウがリザード達を挑発すると、リザード達が一斉にシュウに飛び掛る。シュウは紙一重でかわして行き、リベリオンで斬り裂いて行きリザードをポリゴンへと誘った。シュウのレベルでは最前線のモンスターでも腕試しにはならなかったみたいだ。
「Hu・・・Too easy(はっ・・・余裕だな)。こんなモンじゃウォーミングアップにもならないぜ?う〜〜。このままじゃ、凍え死んじまうぜ。早ぇとこ、お目当てのカイザー・ユニコーンとやらを見つけるとすっか」
シュウは身体を擦りながら、頂上を目指す。その道中に他のモンスターにも遭遇したが瞬殺だったみたいだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ここが頂上か?」
霊峰を登り始めて、1時間弱。シュウは頂上と思われる広い場所に到着した。しかしそこにはカイザー・ユニコーンらしき姿は見えなかった。
「ここに居んのか?それともここじゃねぇ?んでもここ以外に広い場所なんかなかったし・・・っ!!」シュウが何かに気付き、その場を飛び退くと落雷が落ちてきた。その威力は地面を抉る程の威力だった。
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