暁 〜小説投稿サイト〜
新オズのブリキの樵
第一幕その八

[8]前話 [2]次話
「出来る様になったよ」
「そうよね」
「今の技術で無理でも」
「未来は出来るわ」
「その通りだよ、まして技術は進歩し続けるんだ」
 樵もお話に参加してきました。
「だからね」
「それでよね」
「そう、今の技術が絶対でね」
「今は無理だから未来も無理」
「そんな筈がないよ」
「全く以てその通りね」
「だから君が使った道具もね」 
 魔法使いが作ったそれもというのです。
「外の世界でそう言う人がいても」
「実際はなのね」
「オズの国の科学と魔法を使えば」
「出来るのね」
「そうだよ、しかしライブを開くんだ」
「そうなの、六人組のアイドルの娘達のね」
「そんなお話があるんだ」
「ええ、その場所は何処か」
 コンサートを開くというのです。
「開くにしてもね」
「オズマは考えているんだ」
「そうなのよ」
「それなら」
 樵はつぎはぎ娘に言いました。
「ウィンキーでどうかな」
「あんたの国でなの」
「うん、折角君が聞きに来たしね」
 自分とかかしの意見を聞きにです。
「だからね」
「それでなのね」
「そう、それならね」
 是非にというのです。
「このウィンキーでどうかな」
「ウィンキーにもコンサート会場あるし」
「どうかな」
「わかったわ、じゃあオズマに聞いてみるわね」
 つぎはぎ娘は樵の言葉を受けて応えました。
「それならね」
「うん、頼むよ」
「今度はスマホで聞くわね」
 自分のスマートフォンを出して言いました。
「そうするわね」
「宜しくね」
「それじゃあね」
 こうお話してでした。
 つぎはぎ娘は実際にスマートフォンを出してそのうえでオズマに聞いてみました、すると電話の向こうのオズマは笑顔で答えました。
「樵がそう言ってくれるならね」
「ウィンキーの皇帝さんの」
「それならね」
 是非にというのです。
「そうしましょう」
「ウィンキーで開くのね」
「ええ、じゃあこれからね」
「準備に入るのね」
「そうしましょう、早速そちらに人を送るわね」
「わかったわ」
「よかったわ」
 オズマは笑顔でこうも言いました。
「樵がそう言ってくれて」
「それですぐに決まって」
「そうなってね」
「それじゃあね」
「そしてね」
 さらに言うのでした。
「今から人を送るわね」
「こちらになのね」
「ええ、ライブを開くにもね」
「準備が必要ね」
「だからね」
 それでというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ