スーパーロボット大戦OGs
0071話
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RSに賭けるか」
なにせ俺の機体に装備されているのはあくまでもプロトタイプのASRSだ。実際、ブリットを吸収した時の戦いではトラブルを起こしてもいる。一応その後レモンがちょくちょく手を加えているのだが、原作のアースクレイドルで開発されたものより信頼性は低い。
「とは言え、結局はあるものを使うしかない、か」
ASRSを展開しているとは言え、何が起きるか分からないのでリオンの残骸を盾にしたままホワイトスターへと近づいていく。
生まれて初めての宇宙空間での行動だったので最初こそ多少ぎこちなかったが、さすがアクセルの身体と言うべきか。すぐにシミュレーションで体験した時のように自由自在に宇宙での行動をものにできた。
恐らくこれが宇宙適性Sになっていたら最初からなんの戸惑いもなく操縦出来ていたのだろう。
「このままなんのトラブルもなくホワイトスターまで行ければいいんだが」
あるいは、その台詞がフラグだったのかもしれない。メギロート5機とガーリオン2機が戦闘を行いながらこちらへと近づいて来る。
このままASRSを展開して隠れているべきか、はたまた開き直って姿を現して7機とも撃破すべきか。迷ったのは一瞬。残弾が心許ない現状で好んで戦闘を行う必要もないと判断し、そのまま隠れている事にした。
「こっちに来ないで他の所に行ってくれよ」
そう祈るのだが、不幸な事に7機の機体は戦闘を行いながらさらにこちらへと近づいてくる。
だが、ガーリオンを操縦しているパイロットの腕がそれなりだった為か、アサルトブレードでメギロートを真っ二つにし、マシンキャノンやバースト・レールガンで残りのメギロートを全滅させた。
「助かった、か」
そう安堵したのも悪かったのだろう。アサルトブレードで真っ二つにされたメギロートの上半身がこちらへと飛んできて俺が盾にしているリオンの残骸へと衝突。さらに間の悪い事に、それがなんらかのショックになってしまったのか唐突にASRSが解除され、グロウセイヴァーの姿が露わになる。
「そこの見慣れない機体、どこに所属しているものだ? 官、姓名を名乗れ」
バースト・レールガンの銃口をこちらへと向け、通信を送ってくる。
ちぃっ、運の悪い!
思わず舌打ちをするが、逆に考えればこの2機をどうにかしてしまえば暫くは安全になるのだ。
「ファントムっ!」
残された11機のファントムのうち6機を射出。恐らく初めて見る武器なのだろう、戸惑っているガーリオン2機へとレーザーブレードを使い攻撃を仕掛ける。
1機につき3方向から寸分の乱れもなく突っ込んでくるファントムの姿に、ガーリオン2機は為す術もなく手足を斬り落とされた。
「悪いがしばらく漂流しててくれ。胴体部分には攻撃を加えて
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