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ドラゴンボールP〜もしも悟飯が勉強をおろそかにしたら〜
約束
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鶴仙人(えっ。ちょっと待って。まずって何? まずって! まずの時点で、道場の屋根が吹き飛んだんですけど!)
孫悟飯「そしてこれが、普通のスーパーサイヤ人!」
道場の壁が、綺麗に吹き飛ぶ。
天津飯「孫! やりすぎだ! 綺麗に掃除するというのは、こういうことではない!」
天津飯「まずいぞ。アイツ、気が高まりすぎて、俺の声が届いてない。餃子! 念話で、奴にやめるよう言うんだ!」
天津飯「ってあれ? 餃子……餃子ーーー! ダメだ、気絶している……」
孫悟飯「そしてこれが、スーパーサイヤ人をさらに超えた……はぁぁぁぁぁぁぁ!」
鶴仙人「もういい! そこまでーーー! やめろーーーーー!」
目の前の鶴仙人が、何かジェスチャーしているのを見た悟飯は、気を高めるのを一時的に中断した。
孫悟飯「あれ? 鶴仙人様、今何かおっしゃっていましたか?」
鶴仙人「ああ……ハァハァ。オホン! お前の実力は、よーく分かった」
孫悟飯「え? まだスーパーサイヤ人2に、アルティメット状態、ビースト状態が残って……」
鶴仙人「師匠の話は最後まで聞け! 貴様がこの先、どんな変身形態を残しているかは知らんが、わしの眼力をもってすれば、今ので十分な情報は得られた」
鶴仙人「ハッキリ言おう。貴様の本気は、たかが知れている」
孫悟飯「やはり、そうですか。最終形態をもってしても……」
鶴仙人「うむ。だが、この鶴仙流がそんじゅそこらの流派と格が違うことは、お前も知っているはずだ」
孫悟飯「それは もちろん……!」
鶴仙人「お前が、天たちと肩を並べられるようになる方法は、たった一つ。それはだな……」
孫悟飯「そ それは……」
鶴仙人「ハンデを背負った状態で、常に生活するということだ!」
孫悟飯「えっ!? ただでさえ弱すぎる僕が、さらにハンデを背負うのですか!?」
鶴仙人「だからこそだ。弱いからこそ、より弱い状態になることで、お前は強くなる工夫をするようになる」
孫悟飯「なるほど! 確かに、そんな修行法……考えたこともありませんでした!」
鶴仙人「だからお前は弱いままなのだ。そして、誰も試みない逆転の発想ができるからこそ、鶴仙流は最強の流派なのだ」
孫悟飯「至極納得しました! これからもご教授のほど、よろしくお願い致します」
鶴仙人「うむ。では、早速ハンデの内容を伝えよう」
鶴仙人「その一:まずお前は、本気を出さない今の状態を保って生活をする。無論変身は禁止だ」
鶴仙人「その二:決して攻撃をしてはいけない。防御に徹して、相手の気を完全消費させられたら勝ちとする」
鶴仙人「その三:戦闘において、左手の人差し指以外使ってはならない」
鶴仙人「この三点だ」
孫悟飯「し、しかし鶴仙人様。最後の一つは、いくら何でも厳しすぎるのでは……?」
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